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FSW、SGT第2戦の観戦チケット販売開始もパドックパスとピットウォーク券は当日のみ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、5月に富士スピードウェイで開催予定のスーパーGT第2戦のチケット販売も異例の対応がとられている。

2日間合計で9万1800人が来場した富士スピードウェイ

写真:: 吉田知弘

 スーパーGT第2戦の舞台となる富士スピードウェイは、3月5日より同レースの観戦チケットの販売を開始したが、パドックパスとピットウォーク券は全て当日販売のみにするなど、新型コロナウイルスの影響でイレギュラーな対応をとっている。

 毎年ゴールデンウィークに開催され、決勝日には5万人を超えるファンが集まるなど、国内カテゴリーの中でも一番の人気を誇る富士スピードウェイでのスーパーGT第2戦。今年も5月3日~4日に開催を予定しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、国内モータースポーツイベントは延期や中止を余儀なくされている状況だ。

 そんな中、富士スピードウェイは予定通り開催することを目指し3月5日から同レースの観戦チケットの前売り販売を全国のコンビニエンスストア、プレイガイド、そして富士スピードウェイオンラインチケットサイトで開始した。

 例年ならほぼ全てのチケットが前売り販売されるのだが、今年はパドックパスとピットウォーク券が全て当日販売のみに変更。さらにグリッドウォークにも参加できる『パドックパス+グリッド入場券』については、今大会では当日を含めて販売しないことを明らかにした。

 富士スピードウェイでは2月29日にスーパー耐久の公式テストを実施したが、新型コロナウイルスの対策としてパドック内の一般入場を禁止する措置をとった。まだサーキット及びシリーズを運営するGTアソシエイションから何も発表はないが、現時点では5月の第2戦についても同様の措置がとられる可能性がありそうだ。

 なお3月14日~15日に岡山国際サーキットで行なわれるスーパーGT公式テストも新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、無観客で開催されることが発表されている。

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