F1日本GP中止にホンダ山本MD「現状やむを得ない。この悔しさはレースで晴らす」
2020年のF1日本GPの中止に際し、ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターがコメント。今季は鈴鹿を走れない悔しさを晴らす戦いをしていくと誓った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
6月12日(金)、F1は2020年の開催カレンダーに関する最新情報を発表。日本、シンガポール、アゼルバイジャンの各GPの今季開催を中止することを発表した。
レッドブルとアルファタウリにパワーユニットを供給しているホンダにとって、鈴鹿サーキットで行なわれるF1日本GPはホームGPである。これまでにも数々の勇姿を日本GPで見せてきたホンダだが、昨季はレッドブルのマックス・フェルスタッペンがシーズン3勝を挙げたこともあり、2020年の鈴鹿ではホンダエンジン搭載車による29年ぶりの勝利が期待されていた。
しかしながら日本では、新型コロナウイルス流行によって、海外からの渡航制限解除の見通しが立たないのが現状であり、2020年の日本GPは中止されることに。ホンダにとっても悔しい決定となった。
ホンダのF1マネージングディレクター(MD)を務める山本雅史はこの決定に際してコメントを寄せ、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドとF1の判断を支持すると共に、今季のレースはこの悔しさを晴らすような走りを見せていくと語った。
「ホンダのホームトラックである鈴鹿サーキットでの日本GPが中止となり非常に残念です」
「しかしながら、現在の状況を鑑みるとやむをえないことであり、モビリティランドおよびF1の判断を支持します」
「また、1日も早く事態が沈静化し、再びファンの皆さまの前でレースをお見せできる日が来ることを願っています。2020年の日本GPはなくなってしまいましたが、シーズンはいよいよ7月のオーストリアGPから始まります。鈴鹿で走れない悔しさを晴らす戦いをチーム一丸となってして行きますので、ご声援よろしくお願い致します」
現在F1は欧州で開催される序盤8戦のカレンダーのみを発表している状況。フライアウェイ戦の開催については渡航制限や物流の問題で決定が遅れているが、F1側は最終的に15〜18戦を実施することを目指している。
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