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【スーパーGT】2021年王者のau TOM'S、カーナンバー『1』を付けず。世界的なトレンドも一因に?

2021年のスーパーGTでシリーズチャンピオンに輝いたTGR TEAM au TOM'Sだが、2022年シーズンはチャンピオンナンバー『1』を付けずに戦うことを決めたようだ。

#36 au TOM'S GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 2021年シーズンのスーパーGTで、最終戦の大逆転により王座を獲得したTGR TEAM au TOM'S。彼らには栄光のチャンピオンナンバー『1』を付ける権利があるが、昨年12月の体制発表に記載されたカーナンバーは従来通りの『36』であり、2月9日に岡山国際サーキットでスタートしたテストでも、『1』ではなく『36』のゼッケンをつけたマシンが走行している。

 スーパーGTでは、前年のGT500チャンピオンがカーナンバー1を付けることが通例となっている。近年では、2019年に大嶋和也、山下健太組をドライバーズタイトルに導いたチームルマンが同年限りでGT500の参戦を終了したため、翌2020年にカーナンバー1不在ということがあったが、こういったイレギュラーな事例を除けば、基本的に前年ドライバーズタイトルを獲得したチームが翌年カーナンバー1を付けてきた。

 これは、例えドライバーズタイトルを獲得したコンビが揃ってチームを移籍した場合でも同じだ。2012年に柳田真孝、ロニー・クインタレッリ組でタイトルを獲得したMOLAは、翌2013年にドライバーを総入れ替えして本山哲と関口雄飛をチームに迎え入れたが、その際もカーナンバー1はNISMOに移籍した柳田、クインタレッリ組ではなく、MOLAの本山、関口組が使用していた。

 ではなぜ、TGR TEAM au TOM'Sはカーナンバー1を使わないのか? その点をTOM'Sに問い合わせると「36号車というのはトムスのエースナンバーですから、今年もそれを使い続けようということに決めました」との回答が返ってきた。

ハミルトンはチャンピオン獲得後も44を継続使用

ハミルトンはチャンピオン獲得後も44を継続使用

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 また、モータースポーツ界の世界的な流れを見ても、ディフェンディングチャンピオンが“栄光のゼッケン1”を付けないケースは増えてきている。F1に目を向けると、2014年からの8シーズンで6度タイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、その間にカーナンバー1を付けたことは一度もなく、一貫してパーソナルナンバーの44を使い続けた。また、F1よりもずっと昔からパーソナルナンバーの文化が根付いている2輪最高峰MotoGPでは、ゼッケン1を付けたバイクが見られなくなって久しい。

 TOM'Sによると、そのトレンドに倣うためにカーナンバー36を継続使用した訳ではないものの、こういった世界的な流れを考慮したことは事実のようだ。国内カテゴリーにおいても、チャンピオンナンバーよりパーソナルナンバーに重きを置くことがトレンドになっていくかもしれない。

 
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