速報ニュース

DTM Zolder II

“10年ぶりの表彰台”をDTMで叶えたクビサ「今季ずっと苦しんできた。最高の気分」

ロバート・クビサは、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で初表彰台を獲得したことについて、今季苦戦していたことを考えれば予想外の結果だと語った。

Rachit Thukral

Rachit Thukral

公開日時: 2020/10/20 6:15

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Robert Kubica, Orlen Team ART

 昨年ウイリアムズからF1に参戦したロバート・クビサは、今季からDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に戦いの舞台を移し、ARTが運営するBMWのカスタマーチームから参戦している。開幕から苦戦が続いていたクビサだったが、10月18日(日)に行なわれた第8戦ゾルダーのレース2では、見事3位に入った。

 レース2を10番グリッドからスタートしたクビサは、序盤にアクシデントが発生したことで6番手にジャンプアップ。その後は最初のスティントを延ばし、誰よりもピットインを遅らせる作戦が功を奏し4番手に。そしてフレッシュタイヤでフェルディナンド・ハプスブルク(アウディ)を交わして3位でフィニッシュした。ここまで10位入賞が1度のみという成績だったクビサだが、初の表彰台を手にしたわけだ。

 2006年にBMWザウバーからF1デビューを果たしたクビサは、2008年カナダGPで初優勝を果たし、一時はタイトル争いにも加わるなど、トップドライバーのひとりとして活躍した。しかしながら、2011年のラリー中の事故で深刻な怪我を負い、レースの舞台からはしばらく遠ざかっていた。その後WRC(世界ラリー選手権)でモータースポーツに本格復帰し、2019年にはウイリアムズのレギュラードライバーとしてF1に参戦。そして今季はアルファロメオF1のテストドライバーを努めながら、DTMに参戦している。

Read Also:

 クビサがトップレベルのレースシリーズで表彰台を獲得するのは、ルノーからF1に参戦していた2010年のベルギーGP以来。まさに10年ぶりのことであった。

 クビサは、6台のマシンがリタイアする荒れたレース展開が味方したことを認めたが、土曜日のレース1でメカニカルトラブルが発生した後に一晩でマシンを修復したメカニックの努力が報われたと語った。

「ああ、確かに予想外だったよ」とクビサは言う。

「今日はチャンスをものにできたと思う。もちろん(他車のリタイアなしで)表彰台はなかったと思うけど、目の前で起きたことは抜きにして、僕たちは重要な時に速さを見せることができていた」

「昨日技術的な問題でリタイアした後、頑張ってくれたみんなに報いる結果だと思う」

「表彰台に上がるのは久しぶりだ。優勝したわけじゃないけど、現実的にこんな結果は予想していなかった」

「僕は今年からDTMに参戦してとても苦しいスタートを切っていたので、これはとても重要な結果だ。最高の気分だし、最高の1日になった」

「3位は優勝じゃないけど、ずっと表彰台に乗れないよりはましだね」

 クビサが今季ここまで苦戦したのは、彼自身とARTのDTMにおける経験不足によるところも大きいが、BMW自体がアウディに大きく水をあけられているというのもまた事実だ。ここまでの16レースでBMW勢はわずか2勝しかできておらず、ドライバーズランキングでも上位4人をアウディ勢が占めている。

 そういった現状も踏まえて、クビサは今季表彰台に上がれるとは思っていなかったという。

「ここまでのシーズンを振り返ると、正直トップ10に入るのにも苦しんでいたんだ」

「最近のパフォーマンスは良くなってきていると思うけど、少し一貫性が足りない。残念ながら今回の土曜日のレースやニュルブルクリンクのレースでは、技術的なトラブルもあった。ミスやオペレーション面での誤解もいくつかあった」

「正直それ(表彰台)については考えもしていなかった。DTMでは(勢力図が)日によって大きく変わるのを見てきた。特にBMWでは、ある日ヒーローになることもあれば、次の日は大きく出遅れたりするんだ」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1ポルトガルGP、ターン1ではトラックリミット違反続出? ドライバーから心配の声

次の記事 史上初のWSBK6連覇果たしたジョナサン・レイ「今季始めには予想できなかった」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Rachit Thukral



右手骨折のホルヘ・マルティン、マレーシアGPのFP1出走にGOサイン! タイトル争いの希望つなげられるか

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

1 時間前

右手骨折のホルヘ・マルティン、マレーシアGPのFP1出走にGOサイン! タイトル争いの希望つなげられるか



アレックス・マルケス、MotoGPに高まる負荷に懸念「若手を大事にして。長期的にヒーローを生み出す必要がある」

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

8 時間前

アレックス・マルケス、MotoGPに高まる負荷に懸念「若手を大事にして。長期的にヒーローを生み出す必要がある」



ジャック・ミラー、母国オーストラリアGP中止に「本当に腹が立つ」フィリップアイランドでの最後のMotoGPレース実現せず

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

3 日前

ジャック・ミラー、母国オーストラリアGP中止に「本当に腹が立つ」フィリップアイランドでの最後のMotoGPレース実現せず

More from

ロバート クビサ



ラリー事故がなければ、F1でフェラーリに乗れていた……クビサ、跳ね馬ハイパーカーに乗る理由は「心の傷」を癒すため

F1

F1

バルセロナ-カタルニアGP

4 ヵ月前

ラリー事故がなければ、F1でフェラーリに乗れていた……クビサ、跳ね馬ハイパーカーに乗る理由は「心の傷」を癒すため



アントネッリが記録更新! 偉大なドライバーが名を連ねるF1最年少ポイントリーダーの歴史を振り返る

F1

F1

日本GP

6 ヵ月前

アントネッリが記録更新! 偉大なドライバーが名を連ねるF1最年少ポイントリーダーの歴史を振り返る



トヨタ7号車、逆転勝利がペナルティでフイに。黄色いフェラーリ83号車が初勝利|WECオースティン

WEC

WEC

COTA

2024/09/02

トヨタ7号車、逆転勝利がペナルティでフイに。黄色いフェラーリ83号車が初勝利|WECオースティン

最新ニュース



右手骨折のホルヘ・マルティン、マレーシアGPのFP1出走にGOサイン! タイトル争いの希望つなげられるか

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

1 時間前

右手骨折のホルヘ・マルティン、マレーシアGPのFP1出走にGOサイン! タイトル争いの希望つなげられるか



ありがとう、DUNLOP。NAKAJIMA RACING、スーパーGT最終戦は長年共に戦ったダンロップへの感謝込めた特別カラーリングに

スーパーGT

SGT スーパーGT 3 時間前

ありがとう、DUNLOP。NAKAJIMA RACING、スーパーGT最終戦は長年共に戦ったダンロップへの感謝込めた特別カラーリングに



マルコ博士のラッセル批判は的外れ? 「間違いなくチャンピオンになる力がある」とウルフ代表反論

F1

F1 F1

アメリカGP

4 時間前

マルコ博士のラッセル批判は的外れ? 「間違いなくチャンピオンになる力がある」とウルフ代表反論



MotoGP、カタールGP開催に向けてライダーたちと合意できるか? 両者の妥協点探しは最終局面に

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

MotoGP、カタールGP開催に向けてライダーたちと合意できるか? 両者の妥協点探しは最終局面に

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録