日本勢注目は3年ぶり参戦のSTI! 5月28〜29日のニュルブルクリンク24時間、注目ポイントをおさらい
5月28日、29日に行なわれる2022年のニュルブルクリンク24時間には138台がエントリー。その中の注目チーム・ドライバーをおさらいする。
今年50回目の記念すべき大会を迎える世界最大級のツーリングカーレース、ADAC TOTAL エネルギー24時間ニュルブルクリンク(通称:ニュルブルクリンク24時間)は、5月26〜27日に予選、28〜29日に決勝レースが行なわれる。
今大会にエントリーしたのは昨年の125台よりやや増えた138台。中でも激戦なのが総合優勝を狙うSP9クラス(FIA GT3)で計33台。車両の内訳はポルシェ911 GT3Rが8台と最多で、BMW M4 GT3、アウディR8 LMS Evo2、メルセデス-AMG GT3が各7台、フェラーリ488 GT3が2台、ランボルギーニ・ウラカンGT3とアストンマーティン・バンテージAMR GT3が各1台。
日本関係ではSTIが3年ぶりにレースへ参戦する。車両は改良を受けた114号車WRX STIで、ドライバーはスーパーGTの第3戦鈴鹿とバッティングするため、井口卓人と山内英輝の参戦はかなわなかったが、カルロ・バンダム、ティム・シュリックに、5年ぶりにチームに合流したマルセル・ラッセー、8年ぶりとなる佐々木孝太というSUBARU車を知り尽くした体制となった。
#114 Subarua Tecnica International Subarua WRX STI: Cario van Dam, Tim Schrick, Marcel Lasee, Kota Sasaki
Photo by: Andreas Beil
5月6〜8日に現地で行なわれた予選レースでSTIは、SP3Tクラス(2リッターターボ)でクラス優勝(総合31位)とまずまずの結果を残し、本番に臨むことになった。今年のSP3Tクラスのエントリーは5台で、トラブルなく完走を果たせば3年ぶりのクラス優勝を手中に収めることができるだろう。
クラウドファンディングで参戦することになった日本の”ニュルマイスター”木下隆之はBMWのセミワークス格シューベルトのM2レーシングカップで参戦予定だが、今回のエントリーリストには名前がない。おそらくCup5クラス(全2台)の880号車M2をドライブすると予想される。このCup5クラスの871号車M2には小西隆詔もエントリーしている。さらに川村直樹がTRDタイランドの120号車トヨタ・カローラ・アルティスでSP3クラスに参戦する。
SP9クラスには今年もファルケン・モータースポーツが2台のポルシェ911 GT3Rでエントリー。昨年は惜しくも4位だっただけに、二度目の表彰台を狙いたいところ。
GT4車両によるSP10クラスには9台のエントリーがあるが、このうち3台がトヨタGRスープラGT4で、うち2台はトーヨータイヤからのエントリーとなっている(ドライバーは全員ドイツ人)。
総合優勝を狙うチームを見てみると、昨年創立25周年の年に優勝したマンタイ-レーシング(1号車ポルシェ)が1台のみのエントリーで、ミハエル・クリステンセン、ケビン・エストレ、フレデリック・マコヴィッキィ、ローレンス・バントゥールという布陣に。
予選レースで優勝したメルセデス-AMGチーム・ゲットスピード(3号車メルセデス)は、アダム・クリストドゥロゥ、マキシミリアン・ゴェッツ、ファビアン・シラーという体制。同チームの4号車メルセデスもマロ・エンゲル、ジュール・グーノン、ダニエル・ジュンカデラと強力だ。
予選レースでトップチェッカーを受けたもののペナルティに泣いたBMWジュニアチームの72号車M4だったが、今年のBMWはMスポーツ創立50周年ということもあり優勝を狙っている。中でも優勝経験のあるローべ・レーシングの98号車M4は、ニッキー・キャッツバーグ、ジョン・エドワーズ、シェルドン・ファンデアリンデ、マルコ・ビットマンと強力なメンバーをそろえている。
アウディは3台体制のチーム・カーコレクションのうち24号車R8が予選レースで3位ゴールしたが、注目したいのはクリストファー・ハーゼ、ニコ・ミュラー、パトリック・ニーダーハウザー、レネ・ラストという布陣の22号車R8と、ケルビン・ファンデアリンデ、ドリエス・バントゥール、フレデリック・ベルビッシュ、ロビン・フラインスという体制のチーム・フェニックスの22号車R8か? SP9クラスの33台に加え、一発の速さを見せるSP-Xクラスの706号車グリッケンハウスSCG004cにも注目しておきたい。
なおニュル名物、狐の尻尾を振りながら参戦していたオペル・マンタは、昨年大会をもっての引退をオーナー(オーラフ・ベックマン)が示唆していたが、今年も141号車としてエントリーしている。
今大会は3年ぶりにキャンプ村が解放となり、バーベキューの煙が立ち込め大音響の音楽が掛かるおなじみの風景を見ることができそうだ。
今大会のスケジュールは以下のとおり。(日本時間は+7時間)
5月26日(木)12:30-14:00 予選1回目
5月26日(木)20:30-23:30 予選2回目
5月27日(金)14:10-15:10 予選3回目
5月27日(金)17:50-20:00 トップ予選
5月28日(土)11:00-11:45 ウォームアップ
5月28日(土)16:00 スタート
5月29日(日)16:00 ゴール
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