Endurance

51回目のニュルブルクリンク24時間、エントリーは136台。STIのWRXは総合何位に食い込めるか?

2023年のニュル24時間レースがいよいよ開幕。日本勢のSTIをはじめ、計136台がエントリーした。

皆越 和也

公開日時: 2023/05/17 22:06

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 51回目の大会を迎えるツーリングカー最大級の耐久レース、『ADAC トタルエネルギー24h ニュルブルクリンク』(通称:ニュル24時間)が、5月18〜21日に開催。今年も136台のエントリーを集めている。

 136台は車両規定や排気量で細かく20のクラスに区分され、総合優勝を狙うFIA GT3車両によるSP9クラスが33台、GT4車両によるSP10クラスが16台と人気を集めている。SP9クラスは、メルセデスSLSとポルシェ911 GT3が各7台、昨年優勝のアウディR8とBMW M4が各6台、フェラーリ296が3台、ランボルギーニ・ウラカンとアストンマーティン・バンテージが各2台だ。

 中でもプロドライバーを集めた1号車フェニックス・アウディ(フレデリック・ベルビッシュ/マッティア・ドゥルディ/リカルド・フェラー/デニス・リンド)、3号車ゲットスピード・メルセデス(マロ・エンゲル/ジュール・グーノン/ダニエル・ジュンカデラ)、5号車フェニックス・アウディ(ビンセント・コルプ/フランク・シュティップラー/アレクサンダー・シムス/レンジャー・ファン・デア・ザンデ)、30号車フリカデッリ・フェラーリ(アール・バンパー/ニック・キャッツバーグ/デイビッド・ピタード/フェリペ・フェルナンデス・ラサー)、40号車フェニックス・アウディ(ティモ・シェイダー/マルティン・トムツィク/マイク・ロッケンフェラー)、98号車ローべ・BMW(マルコ・ヴィットマン/シェルドン・ファン・デア・リンデ/ドリエス・バントゥール/マキシム・マルタン)、99号車ローべ・BMW(アウグスト・ファルフス/エング・フィリップ/コナー・デ・フィリッピ/ニック・イエロイ)、911号車マンタイ・ポルシェ(マイケル・クリステンセン/ケビン・エストレ/フレデリック・マコヴィッキィ/トーマス・プレイニング)あたりの布陣は強力で、優勝争いに絡んで来そうだ。

 SP10クラスはBMW M4が6台、トヨタ・GRスープラが5台、アストンマーチン・バンテージが4台、そしてメルセデスSLSが1台。中でも70号車と71号車のスープラにダブルエントリーしている、ニュル24時間日本人最多出場の木下隆之は要注目。トーヨータイヤのワークスチームとして開発を兼ねた参戦だが、もちろん狙っているのはクラス優勝だ。

 もちろん日本人として大いに期待したいのは、今年から2.4リッターエンジンとなり2〜2.6リッターターボ車のSP4TクラスにエントリーしているSTIの114号車SUBARU WRX(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)。コロナ禍もあったが、4年ぶりにベストメンバーがそろった。ST4Pクラスエントリーはわずか3台で相手はアマチームのポルシェ・ケイマンなので、トラブルなく走り切れればクラス優勝は堅いが、上位クラスであるSP8T(BMW M4)についていけるか、総合で何位まで順位を上げられるかに注目したい。

 日本人ドライバーは他にも小西隆詔(SP10クラス90号車BMW M4)、川村直樹(SP3クラス120号車トヨタ・カローラアルティス)、関豊(VT2後輪駆動クラス535号車BMW 328i)がエントリーしている。

 またロングラン耐久に初めて出場するメルセデスGT2(SP-Xクラス46号車、222号車)、おなじみのSP3クラス121号車オペル・マンタにも注目したい。

 予選は18日と19日に行なわれ、決勝は20日の16時(日本時間23時)にスタートが切られる。

 

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