公式ゲーム『F1 2020』7月10日発売。シューマッハーの愛機を収録した限定版も
コードマスターズは、F1の公式ビデオゲームである『F1 2020』を7月10日にリリースすることを発表した。
写真:: Codemasters
F1の公式ゲームの最新版である『F1 2020』が7月10日に全世界でリリースされることが制作会社のコードマスターズから発表され、収録されるマシンや追加モードなどのコンテンツも明らかにされた。
当初は3月に開幕予定だった2020年シーズンのF1だが新型コロナウイルスのパンデミックにより4月下旬になっても開幕の見通しが立たない状況が続いている。その影響を受け『F1 2020』の発売も遅れることが懸念されていたが、例年通り7月上旬ごろのリリースで準備が進められているようだ。
新たなモードや新要素の導入など、毎年進化を見せてきたF1公式ゲームだが、最新版の『F1 2020』で目玉となりそうなのが、新たに導入される“マイチーム”だ。
このモードでは、プレイヤーがグリッド上で11番目のチーム、すなわち新規参入チームのドライバーとして参戦し、同時にチームのマネジメントも行なう。
また、プレイヤーがシーズンの長さを任意で選択することもでき、当初予定されていた22戦のカレンダーを全て消化することもできれば、10戦、16戦の短縮シーズンで遊ぶこともできる。
現実のF1ではレースが延期続きとなっており、開催が不透明な状況ではあるが、ベトナムGPの舞台であるハノイ・サーキットとオランダGPの舞台であるザントフォールト・サーキットが同シリーズでは初めて収録される。
2020年シーズンはメルセデスのルイス・ハミルトンが、ミハエル・シューマッハーが持つ歴代最多のドライバーズタイトル記録(7回)に並べるかどうかが話題のひとつとなっている。今作ではそこが存分にフィーチャーされている。
『F1 2020 デラックス・シューマッハー・エディション』と題された限定版には、シューマッハーがF1デビューを飾ったジョーダン191、ベネトンで王座を獲得した2台のマシン(ベネトンB194、ベネトンB195)、そしてフェラーリで初めてのタイトルを獲得したフェラーリF1-2000の計4台が収録される。彼が現役時代に駆った愛機をゲーム内で手に入れることができるのだ。
また、前作の『F1 2019』で好評を博したFIA F2も引き続き収録される模様。さらに2プレイヤーでの画面分割対戦も『F1 2014』以来の復活をするようだ。
F1フランチャイズディレクターのポール・ジールはコメントの中で、『F1 2020』の充実したコンテンツへの自信を覗かせた。
「『F1 2020』はこれまでで最も革新的なタイトルになることを約束する」とジールは語った。
「我々のゲームのコア層は、全く新しいマイチームモードの導入と、(キャリアモードの中で)シーズンの長さと走るトラックを選択できるカスタマイズ機能を歓迎してくれるだろう」
「ルイス・ハミルトンが7度目のタイトルに挑むこの年に、F1で最も偉大なドライバーであるミハエル・シューマッハーを取り上げたデラックス・エディションをリリースする。これらは我々のコミュニティにおける(シューマッハーの)人気を証明することになるだろう」
7月10日に配信される『F1 2020』は、プレイステーション4、Xbox One、PCというお馴染みのプラットフォームだけでなく、クラウドゲームサービス『Google Stadia』でも配信される。
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