アロンソの母国スペインに乗り込むホンダF1。バルセロナ・カタルニアは「特に中速・低速コーナーで総合力の高いPUパッケージが不可欠」
ホンダF1の折原伸太郎氏は、バルセロナ・カタルニアGPについて、中速・低速域でPUの総合力が求められると語った。
写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
F1第6戦モナコGPでフェルナンド・アロンソが10位入賞を果たしたアストンマーティン。2週連続開催となる第7戦バルセロナ・カタルニアGPに向けて、パワーユニット(PU)サプライヤーのホンダがコメントを寄せた。
トラブルやアクシデントで多くのマシンがリタイアし、ペナルティで順位が大きく変動する波乱のレースとなったモナコGP。アロンソは乱戦を生き残って暫定11位でフィニッシュし、セルジオ・ペレス(キャデラック)のペナルティにより繰り上がりで10位入賞を果たした。苦戦が続いてきたアストンマーティン・ホンダにとっても、初のポイント獲得であった。
今季からアストンマーティンにPUを供給するホンダのトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア折原伸太郎氏も、この結果はチームと共に努力を重ねてきた成果だとする一方、「必ずしもPUのパフォーマンスを反映した結果ではない」としている。
今週末のレースが行なわれるバルセロナ・カタルニア・サーキットは開幕前テストの舞台としてもお馴染みだが、折原氏はPUの総合力、そしてドライバーのスロットル操作などが鍵となるサーキットだとコメントした。
「バルセロナ・カタルニアGPはフェルナンド・アロンソ選手の母国レースであり、我々にとっても非常に特別なイベントです。もちろん、現状のパフォーマンスは目指しているレベルには達していませんが、ドライバーたちに最大限のパフォーマンスを提供できるよう全力を尽くします」
「カタルニア・サーキットは、F1カレンダーの他のサーキットと共通する特徴を多く備えているため、テスト開催地として使用されています。高速・中速コーナーに加え、いくつかの低速セクションが存在し、特に中速から低速コーナーにかけては、総合力の高いPUパッケージが不可欠となります」
「中速および高速コーナーにおける各ドライバーのスロットル操作も重要なポイントです。リフトするか、全開にするのかドライバーやマシンごとに操作が異なると想定していますが、開度によってエネルギーマネジメントに大きく差が出ます。シミュレーションでは様々な状況を検証してきましたが、それが実際のトラックでどう再現されるかを見極めることが重要になります」
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