F1 モナコGP

アストンマーティン・ホンダ、乱戦モナコで貴重な今季初ポイントを獲得。アロンソ「チームの全員にとって素晴らしい成果」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が、大乱戦となったF1モナコGPで10位入賞を果たした。

田中 健一

編集: 2026/06/08 2:30

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Fernando Alonso, Aston Martin Racing

Fernando Alonso, Aston Martin Racing

写真:: Alex Bierens de Haan / LAT Images via Getty Images

 F1モナコGPの決勝レースで、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位入賞を果たした。他車にペナルティが科されたことで繰り上がりの結果とは言え、貴重なポイントを獲得できたことをアロンソは素直に喜んだ。

 予選では苦労し、グリッド最後列に沈むことになったアストンマーティン・ホンダの2台。アロンソはミディアムタイヤでスタートし、3周を走り切ったところでピットインし、ソフトタイヤへ履き替えた。

 モナコではタイヤのデグラデーション(性能劣化)が小さいとも考えられていたため、1周目にピットインしてタイヤを履き替え、チェッカーまで走り切ることを狙うマシンも複数いた。そういうマシンはハードタイヤを履いたり、ミディアムタイヤを履いたりした。

 しかし結果的には、アストンマーティンのタイヤ選択が大正解。ミディアムやハードに履き替えたマシンがデグラデーションに苦しむ一方、ソフトタイヤを履いたアロンソのペースは、非常に優れていた。デグラデーションも、ミディアムやハードを履いたマシンよりも小さいように見えた。

 アストンマーティンは2台揃って粘り強く走り続けていたが、ランス・ストロールが57周目に最終コーナーでクラッシュ。これでセーフティカー(SC)が出動。そのSCが解除される直前にはフェラーリのシャルル・ルクレールがストロールと同じコーナーでクラッシュしたことで、赤旗中断となった。

 最下位後は超スプリントレースとなり乱戦となったが、アウディのガブリエル・ボルトレトとメルセデスのジョージ・ラッセルを抑え込んで11番手でフィニッシュ。そして10番手でフィニッシュしたキャデラックのセルジオ・ペレスには、スタート時にグリッドボックスから車輪が出ていたとして10秒のタイム加算ペナルティが科されたことで、アロンソが10位に繰り上がり。チームとして苦労が続く中、10位1ポイントを手にした。

「1周目とリスタートでは、かなりリスクを冒した。でも、とにかく今いるポジションを守るように務めたんだ」

 アロンソはプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「今日は本当に難しいレースだった。でも3周目にピットインするなど戦略的にアグレッシブに攻め、その1回のピットストップだけでレースの最後まで走り切ることを考えていた」

「赤旗中断後のリスタートは助けになり、チャンスを確実にモノにすることができた」

 ここまで、入賞には程遠いレースが続いてきた。今回も、パフォーマンスの面では非常に苦しかったはずだ。しかしそんな中でもポイントを獲れたことを、アロンソは喜んだ。

「レース運びはかなりうまくいったと思う。チームの全員にとって、今シーズン初のポイントを獲得できたことは、素晴らしい成果だ」

 またチーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックも、「ホンダとの初のポイントを獲得できた」と喜びを語った。

「モナコは典型的な消耗戦となった。そのおかげでフェルナンドが10位に入り今季最高の結果を手にすることができた。我々にとっては、ホンダと共に獲った最初のポイントでもある」

「決して楽な週末ではなく、マシンをドライブするのも大変だったと思う。しかし、チャンスはあると分かっていた。そして終盤の勝負どころで、我々はそれを掴むことができる場所にいることができた」

 今回獲得した1ポイントで、アストンマーティンはキャデラックを抜き、コンストラクターズランキング10番手に浮上した。

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アルピーヌ、表彰台逃した速度違反ペナルティに”再審請求”。ピットレーンのショートカットが原因か?

次の記事 ラッセル、モナコGPは惨憺たる結果に。まさかのノーポイントに「苛立ちを通り越している」

More from

田中 健一



ジャッキー・スチュワートが考える、モータースポーツの新しいフィードバック方法「F1/モータースポーツの技術は、おそらく世界で最も速く進化している」

WEC

WEC

Fuji

18 分前

ジャッキー・スチュワートが考える、モータースポーツの新しいフィードバック方法「F1/モータースポーツの技術は、おそらく世界で最も速く進化している」



雨でも速いのか……アルピーヌが最速。トヨタ勢は8番手&14番手。アストンマーティ007号車クラッシュも迅速な修復で復活!|WEC富士6時間FP3

WEC

WEC

Fuji

3 時間前

雨でも速いのか……アルピーヌが最速。トヨタ勢は8番手&14番手。アストンマーティ007号車クラッシュも迅速な修復で復活!|WEC富士6時間FP3



トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」

WEC

WEC

Fuji

18 時間前

トヨタWEC富士初日は苦戦! ロングランが厳しい……小林可夢偉はタイヤに関する判断を悔やむ「ソフトは使えないと決めつけてしまった」

More from

フェルナンド アロンソ



アロンソ、予選でのミスに「ポールが獲れなかったのはそのせい!」とジョーク? 決勝はパーツ温存が目標に

F1

F1

アゼルバイジャンGP

5 時間前

アロンソ、予選でのミスに「ポールが獲れなかったのはそのせい!」とジョーク? 決勝はパーツ温存が目標に



アストンマーティン、2台ともがグリッド降格ペナルティでグリッド最後列に。パワーユニットの一部コンポーネントを交換

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

アストンマーティン、2台ともがグリッド降格ペナルティでグリッド最後列に。パワーユニットの一部コンポーネントを交換



ボルトレト、所属マネジメント会社”創設者”アロンソの真の姿を暴露「あの皮肉屋なところが笑えちゃう!」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

ボルトレト、所属マネジメント会社”創設者”アロンソの真の姿を暴露「あの皮肉屋なところが笑えちゃう!」

More from

アストンマーティン



アストンマーティン、アロンソ車の激しいバウンシング説明「パフォーマンスを捨てず、あらゆる状況をカバーするためだった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 日前

アストンマーティン、アロンソ車の激しいバウンシング説明「パフォーマンスを捨てず、あらゆる状況をカバーするためだった」



2027年のアストンマーティン・ホンダは、全く新しいマシンに? 技術部門責任者「正しい道を進んでいるが、縛られているわけではない」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

2027年のアストンマーティン・ホンダは、全く新しいマシンに? 技術部門責任者「正しい道を進んでいるが、縛られているわけではない」



アストンマーティン・ホンダ、アゼルバイジャンGPでマシン軽量化。今季最後のアップデートでタイム大幅改善?

F1

F1

アゼルバイジャンGP

3 日前

アストンマーティン・ホンダ、アゼルバイジャンGPでマシン軽量化。今季最後のアップデートでタイム大幅改善?

最新ニュース



ジャッキー・スチュワートが考える、モータースポーツの新しいフィードバック方法「F1/モータースポーツの技術は、おそらく世界で最も速く進化している」

WEC

WEC WEC

Fuji

18 分前

ジャッキー・スチュワートが考える、モータースポーツの新しいフィードバック方法「F1/モータースポーツの技術は、おそらく世界で最も速く進化している」



フェルスタッペン、予選でエンジントラブルに見舞われ8番手止まり「少なくとも0.5秒失っていた」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

48 分前

フェルスタッペン、予選でエンジントラブルに見舞われ8番手止まり「少なくとも0.5秒失っていた」



予選6番手に終わったハミルトン。直線長いバクーでトウを得られず最悪のQ3に「結局は前に誰かがいるかどうか、それだけだ」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

予選6番手に終わったハミルトン。直線長いバクーでトウを得られず最悪のQ3に「結局は前に誰かがいるかどうか、それだけだ」



アントネッリ、”不必要”な予選クラッシュで自分に怒り「グリップが大きく変化していた。判断ミスだった」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

アントネッリ、”不必要”な予選クラッシュで自分に怒り「グリップが大きく変化していた。判断ミスだった」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録