アストンマーティン・ホンダ、乱戦モナコで貴重な今季初ポイントを獲得。アロンソ「チームの全員にとって素晴らしい成果」
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が、大乱戦となったF1モナコGPで10位入賞を果たした。
Fernando Alonso, Aston Martin Racing
写真:: Alex Bierens de Haan / LAT Images via Getty Images
F1モナコGPの決勝レースで、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位入賞を果たした。他車にペナルティが科されたことで繰り上がりの結果とは言え、貴重なポイントを獲得できたことをアロンソは素直に喜んだ。
予選では苦労し、グリッド最後列に沈むことになったアストンマーティン・ホンダの2台。アロンソはミディアムタイヤでスタートし、3周を走り切ったところでピットインし、ソフトタイヤへ履き替えた。
モナコではタイヤのデグラデーション(性能劣化)が小さいとも考えられていたため、1周目にピットインしてタイヤを履き替え、チェッカーまで走り切ることを狙うマシンも複数いた。そういうマシンはハードタイヤを履いたり、ミディアムタイヤを履いたりした。
しかし結果的には、アストンマーティンのタイヤ選択が大正解。ミディアムやハードに履き替えたマシンがデグラデーションに苦しむ一方、ソフトタイヤを履いたアロンソのペースは、非常に優れていた。デグラデーションも、ミディアムやハードを履いたマシンよりも小さいように見えた。
アストンマーティンは2台揃って粘り強く走り続けていたが、ランス・ストロールが57周目に最終コーナーでクラッシュ。これでセーフティカー(SC)が出動。そのSCが解除される直前にはフェラーリのシャルル・ルクレールがストロールと同じコーナーでクラッシュしたことで、赤旗中断となった。
最下位後は超スプリントレースとなり乱戦となったが、アウディのガブリエル・ボルトレトとメルセデスのジョージ・ラッセルを抑え込んで11番手でフィニッシュ。そして10番手でフィニッシュしたキャデラックのセルジオ・ペレスには、スタート時にグリッドボックスから車輪が出ていたとして10秒のタイム加算ペナルティが科されたことで、アロンソが10位に繰り上がり。チームとして苦労が続く中、10位1ポイントを手にした。
「1周目とリスタートでは、かなりリスクを冒した。でも、とにかく今いるポジションを守るように務めたんだ」
アロンソはプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「今日は本当に難しいレースだった。でも3周目にピットインするなど戦略的にアグレッシブに攻め、その1回のピットストップだけでレースの最後まで走り切ることを考えていた」
「赤旗中断後のリスタートは助けになり、チャンスを確実にモノにすることができた」
ここまで、入賞には程遠いレースが続いてきた。今回も、パフォーマンスの面では非常に苦しかったはずだ。しかしそんな中でもポイントを獲れたことを、アロンソは喜んだ。
「レース運びはかなりうまくいったと思う。チームの全員にとって、今シーズン初のポイントを獲得できたことは、素晴らしい成果だ」
またチーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックも、「ホンダとの初のポイントを獲得できた」と喜びを語った。
「モナコは典型的な消耗戦となった。そのおかげでフェルナンドが10位に入り今季最高の結果を手にすることができた。我々にとっては、ホンダと共に獲った最初のポイントでもある」
「決して楽な週末ではなく、マシンをドライブするのも大変だったと思う。しかし、チャンスはあると分かっていた。そして終盤の勝負どころで、我々はそれを掴むことができる場所にいることができた」
今回獲得した1ポイントで、アストンマーティンはキャデラックを抜き、コンストラクターズランキング10番手に浮上した。
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