角田裕毅、アメリカGPのFP1で14番手も大いに手応え「バランスは快適になった。予選に向け強力な立場にいる」
アルファタウリの角田裕毅は、アメリカGPの初日を厳しい順位で終えたように見える。しかし角田本人は、バランスを調整した結果、マシンに大きな手応えを感じていると語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルファタウリの角田裕毅は、F1アメリカGP初日のFP1を14番手、FP2を12番手で終えた。
FP2はピレリのタイヤテストに充てられたこともあり、現状の仕上がりという面では、FP1の方が参考になりそうだ。そういう意味では14番手という結果は、多くのチームがルーキードライバーを起用したことを考えても、苦戦しているように見える。
しかし角田曰く、このFP1でバランスを変更した結果、快適にドライブできるようになったようだ。
「FP1ではバランスを確認するために、クルマにいくつかの変更を加えました。これで、かなり快適になったので、明日(土曜日)に向けて非常に強力な位置にいるように見えます」
そう語る角田も、FP2は参考にならず、FP3で最終的な調整を行なう必要があると考えている。
「FP2はFP1からの継続ではなく、エキシビジョン・セッションのようなものでした。だから、FP3で迅速に適応する必要があると思います。とはいえ、将来のコンパウンドについて学ぶための有意義なセッションでもありました。今後に役立てたいと思います」
「FP1から得られた全ては、検証中だと思います。明日は全てのことをまとめ上げる必要があり、それがうまくいけば予選でQ3を目指すことができると思います」
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズも、FP2のタイヤテストについて、次のように説明する。
「FP2では、2台のマシンでピレリのタイヤテストを行なった。走行プランはピレリによって決められており、セットアップの調整は許されなかった。そのため、ピレリが2023年用タイヤの仕様を決定するのをサポートするために、計画を進めるだけだった」
そう語るエドルズだが、初日はポジティブな1日になったと評価する。
「全体的にはポジティブな1日だった。バランスとセットアップは、FP1の最初の走行からまずまず取れていた。パフォーマンスも期待に沿ったモノだった。だから、明日Q3に進出することを目指し、夜通しでチューニングを続けていく」
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