F1 アゼルバイジャンGP

レッドブル代表、昇格後ベストの週末過ごした角田裕毅を称賛「彼は決して努力を怠ったことはない」

レッドブルのローレン・メキーズ代表は、F1アゼルバイジャンGPを6位で終えた角田裕毅について、チーム加入後ベストな週末だったと語った。

松本 和己 Owen Bellwood

公開日時: 2025/09/23 11:23

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

写真:: Andrew Ferraro / LAT Images via Getty Images

 レッドブルのローレン・メキーズ代表は、F1アゼルバイジャンGPで6位となった角田裕毅について、チームに加わってからベストな週末だったと語った。

 角田は赤旗が連発したアゼルバイジャンGPの予選で6番手を獲得。決勝レースでも、ハードタイヤを履いた第1スティントで安定したペースを見せた。

 第2スティントはリアム・ローソン(レーシングブルズ)に前を抑えられたが、ランド・ノリス(マクラーレン)やルイス・ハミルトン(フェラーリ)を抑えて6位でレースを終えた。

 この走りには、メキーズ代表も高評価。前戦イタリアGP後、予選の速さに一定の評価をしながらも、クリーンなレースを走り、レースペースの面で良いサンプルを得る必要があると注文をしていたが、それを今回クリアした形だ。

「今年、我々(レッドブル)とのレースの中では最高の走りだったと思う。予選でも強さを見せていたし、レースでも非常に強かった」

 角田のレースペースをどう評価するか聞かれ、メキーズ代表はそう答えた。

「賢い人なら正確な数字を出せるだろうが、彼はマックスから0.2秒差の時もあれば0.3秒差、0.4秒差の時もあったが、0.4秒差まで広がったことは稀だった。そしてマックスはそのペースで他を圧倒していた。つまり非常に、非常にハイペースだったのだ」

「我々は彼がマクラーレンやフェラーリからとてもハードにディフェンスする必要があり、マックスの優勝争いを助ける役割も担うだろうと考えていた。しかし彼は防御する必要がなかった。彼は実力でその位置をキープし、ランドを後ろに抑え、大きなプレッシャーも受けなかった。結果だけでなく、レースペースにおいても彼のベストだ」

「前回言ったように、クリーンなサンプルを得ることが我々にとっておそらく最も重要だった。彼はそれを聞いていたと思う、おそらくモンツァで。それができたのは良いことだ。彼のことにとても満足している」

関連ニュース:

 アルファタウリの元チーム代表であるフランツ・トストは、角田の速さを認めつつも、「努力が足りていない」と断じたが、メキーズ代表は角田の取り組みについてもポジティブな評価を下した。

「彼は非常に努力している。決して努力を怠ったことはない。ブダペストでの厳しい時期の後、我々は話し合ったが、彼は休暇に行く代わりにすぐにシミュレータに向かった。『いや、チームと一緒にシミュレータに戻って、翌日も作業する』と言ったんだ」

「それが彼の姿勢だ。レースのない週末は常に、エンジニアとどこかで作業するか、ドライビングを磨いている。彼が成長を見せているのは本当に嬉しい」

 オランダGPでレーシングブルズのアイザック・ハジャーが3位表彰台を獲得したこともあって、来季レッドブルでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めるのは誰なのか、決定の時期が近づいているとウワサされている。

 アゼルバイジャンGPではローソンも活躍しており、今回の結果はレッドブルが決断を下すことがいかに困難かを示す証拠と言えるか、と聞かれたメキーズ代表は、今シーズン中に決定は下すものの、決断には時間をかけると改めて強調した。

「我々にとって良い知らせだ。まさに望んでいたこと、つまりドライバーたちが実力を発揮したのだ」

「ユウキが追いついている姿も喜ばしい。彼はそれに値する。だからこそ我々は余裕を持って対応できる。時間があるのだから急ぐ必要はない。ドライバーのスピードは消えない。彼らは成長し続けるんだ」

「そしてそれは大きな自信につながる。今週末のユウキの自信の高さは明らかだった。彼は非常に、非常に、非常に、非常に強かった。アブダビまで待つことはないが、確実にあと数レースの余裕があるんだ」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 移籍先がことごとく躍進する不思議な男、サインツJr.。それは決して偶然ではない? 右腕ロベルト・メリ「彼は“方向性”を知っている」

次の記事 ハジャー昇格・角田シート喪失にいよいよ真実味? レッドブル重鎮が「2026年は良いタイミング」と語る

More from

松本 和己



読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

1 ヵ月前

読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」



36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」

スーパーGT

スーパーGT

第2戦:富士

4 ヵ月前

36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」



これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

フォーミュラE

フォーミュラE 5 ヵ月前

これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

More from

角田 裕毅



ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

4 日前

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」



人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」

F1

F1

スペインGP

10 日前

人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」



角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

F1

F1

スペインGP

13 日前

角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

More from

レッドブル



フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

18 時間前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」



チャンスを”台無し”にした……フェルスタッペン、予選エンジントラブルに落胆「ここが勝つチャンスだった」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

19 時間前

チャンスを”台無し”にした……フェルスタッペン、予選エンジントラブルに落胆「ここが勝つチャンスだった」

最新ニュース



ガスリー、コラピントからの謝罪受け入れるも同士討ちにショック隠せず「今年最高のマシンに仕上がっていたと思う」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

29 分前

ガスリー、コラピントからの謝罪受け入れるも同士討ちにショック隠せず「今年最高のマシンに仕上がっていたと思う」



ホンダF1、アゼルバイジャンは2台リタイアと苦しい週末に「現在のパッケージとしてこれ以上は望めない状態」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

ホンダF1、アゼルバイジャンは2台リタイアと苦しい週末に「現在のパッケージとしてこれ以上は望めない状態」



フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

フェルスタッペン、今季初優勝まであと0.196秒! 勝利は逃すも「最後のスティントは楽しかった」



コラピント痛恨の同士討ちに、アルピーヌ首脳ブリアトーレも失望感示す「今後どのような対応を取るべきかを検討」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

コラピント痛恨の同士討ちに、アルピーヌ首脳ブリアトーレも失望感示す「今後どのような対応を取るべきかを検討」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録