初優勝ガスリーを、仏大統領も祝福!「まだお祝いのメッセージが読みきれてないよ!」
F1第8戦イタリアGPで初優勝を果たしたピエール・ガスリーに、フランス大統領のエマニュエル・マクロン大統領も祝福の電話をしたようだ。
写真:: Red Bull Content Pool
F1第8戦イタリアGPは、波乱の展開の末、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがF1初優勝を挙げた。チームにとってはセバスチャン・ベッテルが2008年イタリアGP(当時のチーム名はトロロッソ)で優勝して以来となる2勝目。フランス人F1ドライバーとしては、1996年モナコGPでオリビエ・パニス(リジェ・無限ホンダ)が優勝して以来、24年ぶりとなる。
劇的な形でF1初優勝を飾ったガスリーには、祝福の電話やメッセージが数多く寄せられたようだ。中でも、フランスのエマニュエル・マクロン大統領から電話があったことに驚いたという。
「それは過去24時間で受けた電話の中で、最も予期せぬものであり最高の電話だった。彼は僕を祝福してくれた。彼は僕のことを誇りに思ってくれていて、国全体が僕が成し遂げたことを誇りに思ってくれていると言ってくれた」
そうガスリーは語った。
「F1の表彰台でフランスの国歌を聴くのに、24年も待たなくてはいけなかった。大統領からの言葉はとても感動的で、僕たちが成し遂げたことの実感を少し得られた。それに僕はまた誇りを感じ、本当にハッピーになった」
「レース後からクレイジーなほど忙しくて、まだもらったメッセージを全部読めていないんだ。でも予想もしなかった人たちからもメッセージを受け取った。ネイマールJr.や(キリアン)エムバペ、ダニ・アウベス、(アドリオン)ラビオ、(アントワーヌ)グリーズマンなど多くのサッカー選手だけでなく、バスケットボール選手、テニス選手、サイクリストからもメッセージがきていた。受け取ったメッセージや支持をまだ信じられないよ。特別な気分になる」
現在24歳のガスリーは、カルロス・サインツJr.(マクラーレン/26歳)との熾烈な優勝争いを展開した。近年のF1はドライバーの世代交代が進んでおり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル/22歳)やシャルル・ルクレール(フェラーリ/22歳)、ランド・ノリス(マクラーレン/20歳)など、新世代のスターたちが頭角を現してきている。
将来、彼らと記憶に残るような戦いをすることを期待しているかと訊かれ、ガスリーは次のように答えた。
「間違いなくイエスだね! 僕たちはかなり若い頃からカートを始め、別々の道を進んだ後、今はみんな同じグリッドにいる。僕たちはカート時代と同じように、彼らと戦いたい。将来的にもそうなると思う」
「(若い世代の活躍は)F1の将来にとっても良いことだと思う。予想外の表彰台だったし、予想外の優勝だった。みんな予測不可能なことが好きだし、F1にとって良いことだと思っている。レース後、たくさん素晴らしいフィードバックをもらった。将来的にこんなレースがもっと見られればいいね」
昨年はトップチームのレッドブルのドライバーとしてシーズンに臨みながらも、シーズン途中で降格となる憂き目を見たガスリー。しかしそれ以降は好パフォーマンスを見せ続けている。
今回の勝利でガスリーのレッドブル再昇格が噂されており、レッドブルに戻る準備はできているとコメントしている。ただガスリーは、トロロッソからアルファタウリへと装いを新たにしたチームを気に入っているとも話した。
「チームのメンバーはほとんど同じだけど、チームにとっては新たなスタートになった。彼らが採用しているビジョンだけでなく、ブランドも気に入っているんだ。僕はファッションが大好きだから、僕にとっては理想的な状況なんだ」
「チームのビジョンとエネルギーが本当に好きだ。フレッシュでクールなんだ。僕はみんながそれを楽しんでいると思う。みんな、僕たちがグリッドで最もクールなチームだと言ってくれているよ!」
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