角田裕毅がチームの公式ポッドキャストに登場。カナダの地元グルメを10点満点で斬る!
角田裕毅がアルファタウリの公式ポッドキャストに登場。グルメやアクティビティなどと共にF1カナダGPを振り返った。
アルファタウリの角田裕毅が、チームの公式ポッドキャスト「Tauri Talk with AlphaTauri」に登場。カナダGPの週末を振り返った。
カナダGPの開催は3年ぶりとなったため、昨年F1デビューした角田としてはこれが初めてのカナダGP。加えてカナダ自体も初上陸だったこともあり、グランプリの舞台となったジル・ビルヌーブ・サーキットがあるモントリオールを散策したようだ。
アゼルバイジャンGPとの2週連続開催の中で、レース週末に向けてどう過ごしていたかとポッドキャストのホストに尋ねられると、チームのファクトリーがあるイタリアへ戻った角田は次のように振り返った。
「アゼルバイジャンGPの後カナダへ直行して、月曜日の午後はモントリオールでショッピングをするなど、散策に時間を費やしました。実際、とても楽しかったですよ」
「Vansのスニーカーを買ったり、僕の好きなDr. Martinsのお店に行って、黒紅色のブーツを買ったりしました。それが買えて僕はとても満足しています」
「それと僕はトレーニング用のサングラスも買いました。夏の季節が近づいてきていますし、これまではいつも室内で(エアロ)バイクに乗っていましたが、外でサイクリングをしようと思いまして。外に出るのは良いことだと思って、買いました」
「次の日は、カヤックをしにSNS担当とトレーナーと出かけました。本当に田舎で、ほぼアメリカ国境がすぐそこでした。だから、かなりスリリングでしたよ。国境のすぐ側なので、もし間違った方向に進んだらアメリカの国境を超えて、レース前から厄介事に巻き込まれるんですから(笑)」
「でも12km漕いで、あんなに身体的(に大変)だとは想像もしてませんでした。僕はもっとリラックス、のんびりできて、自然を楽しめるモノだと思ってましたが、リラックスできなかったですね。カヤックに2時間乗って12km漕いだら、上半身がかなり疲れて、めちゃくちゃ汗をかきました。それでも良い体験でした」
「ただその時、トレーナーが1日のトレーニングを全て中止していた理由が分かりましたよ。『簡単な1日になるな!』って思っていましたが、結局トレーニングの日だった訳です」
「それでも楽しめましたし、カナダが大好きですよ。レース以外でも観光で行かなきゃいけませんね。楽しかったです」
Yuki Tsunoda, Scuderia AlphaTauri Driver Parade
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
角田といえば、アグレッシブな走りやその言動がフィーチャーされがちではあるが、実はかなりの”グルメ”。テキサス・オースティンで行なわれた昨年のアメリカGPの際には、本場のステーキに舌鼓を打ったり、オフシーズンに帰国した際は好物のカニを食べたりしていた。
世界各地を周る中で、角田の”グルメレポート”は度々世に出回ってきたが、今回もカナダで地元グルメを味わったようだ。
彼が食べたのはカナダ発祥の「プーティン」。フライドポテトにグレイビーソースやチーズなどをたっぷりとかけたモノだ。
「プーティンを試してみました。えーっと……ポッドキャストを聞いている人の中にプーティンの熱烈なファンがいないことを願いますが、正直に言って10点満点中5点でした。ひどい訳ではありませんが、僕としては特にフライドポテトにかかっているグレイビーソースがヘビーでした。純粋なフライドポテトの方が僕は好みですね」
「でもパーティーのような状況なら良いかもしれませんね。パーティーか友達をたくさん呼んだ時なら、ビール缶と一緒にあると良いのかも。でも僕は通常レース週末に飲酒はしないので、少し(プーティンを食べる)モチベーションは低かったのかもしれませんが、それでも普通のフライドポテトが良いですね(笑)」
「カナダでは、なぜかあまり散策する時間がありませんでしたが、ほとんど日本食を食べていました。イタリアに帰ってくる前の月曜日、僕はラーメン屋さんに行きまして、そこがとっても良かったですね」
「日本とヨーロッパ以外で初めてちゃんとしたラーメンを食べましたよ。味噌ラーメンが美味しかったです。キッチンにいる人のほとんどが日本人で、僕のことを知っていてくれました。そこで働いている方全員と一緒に写真を撮って、良い時間を過ごせました」
そうカナダでの週末を振り返った角田。その後もアゼルバイジャンで出会った”凍ったステーキ”や、今季の目標やファッション観、トレーニング後の食事などファンからの様々な質問にも答えていた。
ポッドキャストはTwitter SpaceやSpotifyの他にもApple Podcastsでも配信されている。
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