角田裕毅、アルファタウリのファクトリーでシート合わせ実施。イモラのレース後にテストも予定
ホンダおよびレッドブルの育成ドライバーである角田裕毅は、ファエンツァにあるアルファタウリのファクトリーを訪れ、シート合わせを行なったことが明らかになった。

F1を目指しFIA F2を戦っている角田裕毅が、イタリア・ファエンツァにあるアルファタウリのファクトリーを訪れ、シート合わせを行なったことが明らかになった。
ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)の一員であり、レッドブル・ジュニアチームにも所属している角田は今季、ホンダとレッドブルからのバックアップを受けてFIA F2に参戦。ルーキーシーズンながら堂々たる走りを見せており、ランキング3番手につけている。
このままの順位で終われば、F1参戦に必要なスーパーライセンスの発給条件を満たすことになり、F1昇格が期待されている。
10月2日にホンダが2021年限りでF1活動を終了すると発表したこともあり、角田のキャリアに悪影響が及ぶ可能性も指摘されていたが、アルファタウリのフランツ・トスト代表は純粋なパフォーマンスによってドライバーを選ぶとコメント。シーズン終了後にアブダビで行なわれる若手ドライバーテストへの参加についても、改めて認めていた。
また、イモラ・サーキットで開催されるエミリア・ロマーニャGP後、11月4日に同地で300kmのテスト走行を行なう予定となっているという。現行F1マシンで300km以上の走行経験を持つというのは、スーパーライセンスの発給条件のひとつだ。角田がレースウィークのFP1でF1マシンに乗るという発表はされていないものの、そのための準備がさらに整う形だ。
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