アルボン、ウイリアムズの”トップチーム似”の新アップデートに期待大「走りたくてウズウズしてる」

ウイリアムズはF1イギリスGPで大型アップデートを投入。そのパッケージはレッドブルやフェラーリが採用しているコンセプトを踏襲していると明かし、早く走り出したいと期待感を語った。

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 アレクサンダー・アルボンは、ウイリアムズがイギリスGPで投入する新アップデートはレッドブルやフェラーリなどのトップチームが採用している空力コンセプトを踏襲していると語った。

 ここまで目立ったアップデートを投入してこなかったウイリアムズは、イギリスGPでアルボンのマシン『FW44』に新たなサイドポンツーンとエンジンカバー、フロアなどを投入してきた。

 チームメイトのニコラス・ラティフィが従来通りの空力パッケージのマシンを週末を通して走らせることで、比較テストを行なう。

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 アルボンはmotorsport.comの取材に対して、今回のアップデートについてこう語った。

「しばらく大型アップデートをしてこなかったから、僕らにとっては興味深い週末になる」

「もちろん、見た目も変わるよ」

「従来のパッケージよりも少しはパフォーマンスが改善すると良いね。だけど、時間が経てば分かることだ。僕らも走ってみないとね。できるだけ早くバランスを取って、週末に向けて全力で取り組めるようにしなきゃいけない」

「他のチームがどういう見た目になっていくかは、これからが見ものだと思う。これまでで分かる通り、全チームがあるコンセプトに向かって進んでいる。知っての通り、それぞれにスタートは少しずつ違うけどね」

「フェラーリのコンセプトか、レッドブルのコンセプトのどちらかが採用されているみたいだ」

「僕らのは、どちらかというとレッドブルのマシンに似ているけど、そっくりとは言えないね。それが僕らが向かった方向性なんだ。FP1で分かると思うよ」

「でも、やらなきゃいけないことが沢山あるのは分かるでしょ?」

「これは大規模アップデートな訳で、マシンの大部分が先週末や2週間前とは違うんだ。かなり良い感じだ」

Alex Albon, Williams Racing

Alex Albon, Williams Racing

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

 ただアルボンは、新パッケージを投入したマシンがコースを実際に走る前にどれほどの改善を見せるのかを数字で表すことはできないと、高まる期待感を抑え込んだ。

 このパッケージが1周あたり1秒も改善するだけのパフォーマンスを持つ可能性があるという指摘についてアルボンはこう語っている。

「とても良いアップデートだと思う!」

「僕らがどうなるかを予測するのは難しい。(1周あたりの改善が)1秒だったら僕らは大喜びだと思うよ。でも正直なところ、マシンに乗ってみないと分からないんだ」

「特に金曜日は、車高調整にバランスチューニングなど、どんなことができるのか、どう妥協していくかを考えることになる。金曜日にはこれまでと全く異なるマシンになっているかもしれないし、それに慣れるまで少し時間がかかるかもしれない」

「そう、数字にはまだ表れていないから、そんなこと(予測)をするのは馬鹿げているとも思う。でも僕らは当然、良い方向に向かっていることを望んでいる」

「でも、そうだね……明らかに、僕を含めチーム全体が(マシンを)走らせたくてウズウズしているんだ」

 現在コンストラクターズランキング最下位のウイリアムズが新パッケージでどの辺りを目指しているのかを尋ねると、アルボンはこう答えた。

「ポジションの面では、予選Q2や中団グループ、ポイント圏内で沢山戦いたい」

「現時点での僕らの”いい週末”は、ふたり合わせてトップ10ギリギリ……つまり11位と12位だ。現実的に言えば、僕らには十分な速さがない。それは理解しているし、ランキング9番手のマシンとも差がある」

「アストンマーチン勢が一歩抜きん出たことで、僕らが相対的に遅れてしまった。僕らがそのグループに戻れれば……毎週末、いつも異なるマシンが中団グループでQ3進出を果たしているんだ」

「もちろん、そうしたポジションで戦えるチャンスがあるのなら、僕らにとってはそれに越したことはない。コンストラクターズランキングでも他のマシンの前にいる必要がある」

「僕は現実的主義の人間だ。自分たちに対しても現実的でなくてはならない。でももちろん、改善していてほしい。どちらに転ぶのかは分からないけどね」

「アストンマーチンの例を見ても分かる通り、彼らはパッケージの最適化に時間がかかった。今年は学習の年なんだ。僕らもそれに違わないと思う」

 
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