F1 バーレーンGP
アルボン、開幕戦バーレーンで入賞を目指し、アウトラップからタイヤを酷使「ダメージを与えるのは分かっていたけど」
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1開幕戦バーレーンGPで10位という結果を持ち帰るために、タイヤを最大限に酷使しなければならなかったと明かす。

Adam Cooper
編集: 2023/03/10 10:40
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先日行なわれたF1開幕戦バーレーンGPで、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは10位フィニッシュを果たし、貴重な1ポイントを持ち帰った。
しかしレース中にポジションを争う中、タイヤを最大限まで酷使したと語る。
開幕戦と同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたプレシーズンテストを終えた後にアルボンは、今季のウイリアムズは最も遅いマシンだと嘆いていた。
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しかしいざ開幕戦を迎えると、アルボンは予選Q1を9番手で通過。フロントウイングにダメージを負ったため、Q2では予選15番手となった。当日風が比較的弱かったというのも、ウイリアムズのパフォーマンス向上に寄与したと見られている。
レースでアルボンはスタート直後に12番手まで浮上。ピットストップを経て、ポイント圏内の10番手まで上がっていた。そしてフェラーリのシャルル・ルクレールがマシントラブルでストップしたことで、9番手に上がることになった。
ルクレールのマシンを回収するためにVSC(バーチャル・セーフティカー)が宣言された際、アルボンはレース終盤に備えてタイヤを交換すべく、ピットインした。しかしすでに新品ソフトタイヤは残っておらず、中古のソフトタイヤを履いてコースインすることになった。
一方、当時10番手を走っていたアルピーヌのピエール・ガスリーは、VSC時に新品のソフトタイヤを装着。そのため猛烈なペースでアルボンに追いつき、そしてオーバーテイク。結局ガスリーが9位、アルボンが角田裕毅(アルファタウリ)を抑えて10位でレースを終えた。
このレースについてアルボンは、「レース中ずっと戦っていた」と語った。
「僕は常に、アウトラップからプッシュした。自分が望んでいたレベル以上に、タイヤを酷使したんだ」
通常タイヤを労わるためには、タイヤを交換した直後は慎重に走り出さなければならない。交換直後にタイヤを酷使してしまうと、タイヤ早く劣化しまうことに繋がりかねない。アルボンはそれに反したタイヤの使い方をし、できるだけ良いポジションでフィニッシュしようとした。
「例えばピエールが僕のすぐ後にいた時、僕は基本的にできるだけタイヤを労ろうとする。(アウトラップからプッシュすると)タイヤにダメージを与えることは分かっていたし、スティントの後半で実際にパフォーマンスを諦めなければいけないということは分かっていた」
「でも、彼を抑えるためにはやらなければいけなかった。彼はすぐに、僕の真後ろまでやってきた。結局何もできなかったよ。でも僕らがアルピーヌとレースをしているという事実は、素晴らしい兆候だと言えるね」
「最終スティントでは、中古のタイヤを使わなければいけなかった。新しいタイヤセットがあったり、うまくウォームアップすることができていたりすれば、ピークのグリップがもう少し向上するのに役立つだろう」
アルボンは、スタート前には戦えると思っていなかったマシンと戦えたことを楽しんだと語る。
「僕たちは全力を尽くした。エステバン(オコン)をオーバーテイクするのは、楽しかったと言えるね。それは良かった。本当に楽しかったよ」
なおアルボン曰く、バーレーンGPでのウイリアムズは、低ダウンフォース仕様のパッケージのマシンを走らせていたため、ストレートでのスピードは伸びたものの、コーナーでは苦しんだという。
「今週末は、ダウンフォースのセットアップが非常に低かった」
そいうアルボンは語った。
「2台のクルマの間でも、僕らはいろんなことを試した。でもOKだった。ドライブするのはトリッキーだったけど、直線スピードは速かったし、レースに強いクルマになることは分かっていたんだ」
「去年も、いくつかのレースでそういうことを見てきた。最後の10周は、去年と同じようなモノだった。新しいことは何もないよ」
マシンの今後の進歩について、アルボンは次のように語った。
「僕らは、自分たちの弱点を評価する必要がある。それが重要なことだ。ダウンフォースレベルに関しては、どこにメリットがあるのかを知っている。僕らのマシンは、他のほとんどのチームとは異なる性格を持っているんだ」
「僕らはストレートで速く、コーナーではあまり速くない。でも、僕らはそれをうまく機能させることができている。今僕らは、僕らのマシンにとって良いことをしなければいけないと思う」
「いくつかの特徴的な問題を解決する必要がある。それには、おそらくもう少し時間がかかる」
「でも今のところ、短期的にどこが改善できるか分かっている。そこでラップタイムが稼げるはずだ……。僕らは安定して速い」
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