F1 バーレーンGP

アルボン、開幕戦バーレーンで入賞を目指し、アウトラップからタイヤを酷使「ダメージを与えるのは分かっていたけど」

ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1開幕戦バーレーンGPで10位という結果を持ち帰るために、タイヤを最大限に酷使しなければならなかったと明かす。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2023/03/10 10:40

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Alex Albon, Williams FW45, Pierre Gasly, Alpine A523

 先日行なわれたF1開幕戦バーレーンGPで、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは10位フィニッシュを果たし、貴重な1ポイントを持ち帰った。

 しかしレース中にポジションを争う中、タイヤを最大限まで酷使したと語る。

 開幕戦と同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたプレシーズンテストを終えた後にアルボンは、今季のウイリアムズは最も遅いマシンだと嘆いていた。

関連ニュース:

 しかしいざ開幕戦を迎えると、アルボンは予選Q1を9番手で通過。フロントウイングにダメージを負ったため、Q2では予選15番手となった。当日風が比較的弱かったというのも、ウイリアムズのパフォーマンス向上に寄与したと見られている。

 レースでアルボンはスタート直後に12番手まで浮上。ピットストップを経て、ポイント圏内の10番手まで上がっていた。そしてフェラーリのシャルル・ルクレールがマシントラブルでストップしたことで、9番手に上がることになった。

 ルクレールのマシンを回収するためにVSC(バーチャル・セーフティカー)が宣言された際、アルボンはレース終盤に備えてタイヤを交換すべく、ピットインした。しかしすでに新品ソフトタイヤは残っておらず、中古のソフトタイヤを履いてコースインすることになった。

 一方、当時10番手を走っていたアルピーヌのピエール・ガスリーは、VSC時に新品のソフトタイヤを装着。そのため猛烈なペースでアルボンに追いつき、そしてオーバーテイク。結局ガスリーが9位、アルボンが角田裕毅(アルファタウリ)を抑えて10位でレースを終えた。

 このレースについてアルボンは、「レース中ずっと戦っていた」と語った。

「僕は常に、アウトラップからプッシュした。自分が望んでいたレベル以上に、タイヤを酷使したんだ」

 通常タイヤを労わるためには、タイヤを交換した直後は慎重に走り出さなければならない。交換直後にタイヤを酷使してしまうと、タイヤ早く劣化しまうことに繋がりかねない。アルボンはそれに反したタイヤの使い方をし、できるだけ良いポジションでフィニッシュしようとした。

「例えばピエールが僕のすぐ後にいた時、僕は基本的にできるだけタイヤを労ろうとする。(アウトラップからプッシュすると)タイヤにダメージを与えることは分かっていたし、スティントの後半で実際にパフォーマンスを諦めなければいけないということは分かっていた」

「でも、彼を抑えるためにはやらなければいけなかった。彼はすぐに、僕の真後ろまでやってきた。結局何もできなかったよ。でも僕らがアルピーヌとレースをしているという事実は、素晴らしい兆候だと言えるね」

「最終スティントでは、中古のタイヤを使わなければいけなかった。新しいタイヤセットがあったり、うまくウォームアップすることができていたりすれば、ピークのグリップがもう少し向上するのに役立つだろう」

 アルボンは、スタート前には戦えると思っていなかったマシンと戦えたことを楽しんだと語る。

「僕たちは全力を尽くした。エステバン(オコン)をオーバーテイクするのは、楽しかったと言えるね。それは良かった。本当に楽しかったよ」

 なおアルボン曰く、バーレーンGPでのウイリアムズは、低ダウンフォース仕様のパッケージのマシンを走らせていたため、ストレートでのスピードは伸びたものの、コーナーでは苦しんだという。

「今週末は、ダウンフォースのセットアップが非常に低かった」

 そいうアルボンは語った。

「2台のクルマの間でも、僕らはいろんなことを試した。でもOKだった。ドライブするのはトリッキーだったけど、直線スピードは速かったし、レースに強いクルマになることは分かっていたんだ」

「去年も、いくつかのレースでそういうことを見てきた。最後の10周は、去年と同じようなモノだった。新しいことは何もないよ」

 マシンの今後の進歩について、アルボンは次のように語った。

「僕らは、自分たちの弱点を評価する必要がある。それが重要なことだ。ダウンフォースレベルに関しては、どこにメリットがあるのかを知っている。僕らのマシンは、他のほとんどのチームとは異なる性格を持っているんだ」

「僕らはストレートで速く、コーナーではあまり速くない。でも、僕らはそれをうまく機能させることができている。今僕らは、僕らのマシンにとって良いことをしなければいけないと思う」

「いくつかの特徴的な問題を解決する必要がある。それには、おそらくもう少し時間がかかる」

「でも今のところ、短期的にどこが改善できるか分かっている。そこでラップタイムが稼げるはずだ……。僕らは安定して速い」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ”ニンニクマシマシ”ラーメンにご注意を! 角田裕毅、大親友ピエール・ガスリーとの初対面での裏話を明かす

次の記事 きっと再び脅威になる……レッドブル&フェラーリ、暗黒期メルセデスF1の早期復活を予想「第2戦では違ってくるかも」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

アレクサンダー アルボン



ウイリアムズ、マドリード開催F1スペインGPに特別カラーで挑む。1981年にハラマ走った「FW07C」モチーフのクラシカルデザイン

F1

F1

イタリアGP

20 日前

ウイリアムズ、マドリード開催F1スペインGPに特別カラーで挑む。1981年にハラマ走った「FW07C」モチーフのクラシカルデザイン



アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」

F1

F1

オランダGP

1 ヵ月前

アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」



アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」

F1

F1

Hungaroring Pirelli test

1 ヵ月前

アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」

More from

ウイリアムズ



『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合



今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断

F1

F1

アゼルバイジャンGP

2 日前

今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断



苦戦ウイリアムズ、バクーで“ほぼBスペック”マシン投入も「開幕時にあるべきだったモノ」とサインツ……失敗すれば誰かの首が飛ぶとの声も

F1

F1

アゼルバイジャンGP

4 日前

苦戦ウイリアムズ、バクーで“ほぼBスペック”マシン投入も「開幕時にあるべきだったモノ」とサインツ……失敗すれば誰かの首が飛ぶとの声も

最新ニュース



留まる所を知らぬF1人気。マクラーレンが売上10億ドル突破? 海外報道される

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

留まる所を知らぬF1人気。マクラーレンが売上10億ドル突破? 海外報道される



元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」



『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合



F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録