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マクラーレン・ホンダ時代の苦労とはまったく別……比較できないよ! フェルナンド・アロンソ、信頼性に悩まされた2022年を振り返る

フェルナンド・アロンソはアルピーヌのドライバーとして戦った2022年シーズンを振り返り、多くの信頼性の問題に見舞われたものの、マクラーレン・ホンダ時代とは全く別物だったと語った。

Fernando Alonso, McLaren MP4-31

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1に復帰後2シーズン目をアルピーヌのドライバーとして戦ったフェルナンド・アロンソは、2022年のドライバーズランキングを9位で終えた。しかし信頼性の問題に繰り返し悩まされ、多くのチャンスを逃した。

 しかしアロンソは、2015〜2017年にマクラーレン・ホンダで苦労していた時とはまったく別物のシーズンだったと振り返る。

 アルピーヌは2022年に向けてパフォーマンスを改善するため、新型のパワーユニット(PU)を投入することを選んだ。その選択はある意味正しく、パフォーマンスは向上した。しかしその代償として信頼性の面が犠牲となり、マシントラブルが多発。アロンソはシーズン中から、信頼性の低さにフラストレーションを抱えていることを隠さなかった。

 ただアロンソ曰く、2022年に感じた苦労は、かつてマクラーレン・ホンダで苦労した3年とはまるで異なるモノだったと語った。

「今年は、より競争力があったからね」

 アロンソはそう語り、2022年とマクラーレン・ホンダ時代を比較するのを拒否しつつも、次のように続けた。

「レースを完走できた時は、今年の方がよっぽど楽しかった」

「マクラーレン・ホンダでは、いつもポイント圏外だった。だから比較はできないよ」

 現行のPU規則が導入された2014年から1年遅れた2015年に、ホンダはF1復帰を果たした。パートナーはマクラーレン。1988〜1991年にかけて4年連続でダブルタイトルを獲得した黄金コンビの復活とあって、大いに注目を集めた。

 しかし蓋を開けて見れば、そのパフォーマンスは低迷。アロンソをもってしても、2015年シーズンの入賞はわずか2回。ランキングは17位だった。

 2016年には前進を果たし、アロンソは54ポイントを獲得してランキング10位に浮上。ただ2017年には再び失速し、同年限りでマクラーレンとホンダのパートナーシップは解消されることになった。結局アロンソはこの間に表彰台を獲得することができなかった。

 マクラーレンは2018年からルノー製PUを使用し、2020年からはさらにメルセデスPUに載せ替えることになった。一方でホンダは、トロロッソと組んだことをきっかけにレッドブルにもPUを供給する形となり、2021年にマックス・フェルスタッペンの手でチャンピオンを獲得。同年限りでF1活動を終了させたが、今もHRC(ホンダ・レーシング)を介して、レッドブルとアルファタウリにPUを供給し続けている。そしてレッドブルは、2022年に圧倒的な強さでダブルタイトルを手にした。

 アロンソは2022年、6レースでチェッカーを受けることができなかった。これは2015年の8回、2017年の10回と比較すれば少ない数字だ。しかしその一方で、イギリス、ベルギー、サンパウロの各GPで5位に入るなど計14回の入賞を果たした。

 アロンソはこのリタイア数について、自身が乗った14号車には、6回に計上されていない問題も発生していたという。

「6回のリタイアがあったけど、リタイアとは見なされない問題もあった。オーストラリアでの予選での問題のようにね」

 そうアロンソは語る。

「そしてオーストリアのスプリントでは、僕はスタートすることすらできなかった。信頼性の問題は、9回か10回もあったと思う。このレベルは、受け入れられるモノじゃないよ」

 結局アロンソは2022年限りでアルピーヌを離れ、2023年にはセバスチャン・ベッテルの後任としてアストンマーチンに移籍することになった。アストンマーチンは2022年シーズン中にも成長著しかったチーム。そこで大ベテランがどんな活躍を見せるのか……新シーズンの大きな注目ポイントのひとつだと言えるだろう。

 
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