フェルナンド・アロンソ、7年ぶり表彰台。驚異のタイヤマネジメントで3位「ついに辿り着いた」

F1カタールGPでF1復帰後初の表彰台を獲得したアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、「信じられない」と語った。

フェルナンド・アロンソ、7年ぶり表彰台。驚異のタイヤマネジメントで3位「ついに辿り着いた」

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1カタールGPで3位表彰台を獲得。これはアロンソにとって、F1復帰後初の表彰台となった。アロンソはその結果について「信じられない」と喜びを露わにした。

 アロンソはカタールGPの決勝を、他車のグリッド降格ペナルティにより3番手からスタート。レースでも力強い走りを見せ、最後は迫り来るセルジオ・ペレス(レッドブル)の追撃を凌ぎ切り、3位でチェッカーを受けた。

 これはアロンソにとって、F1に復帰して初の表彰台。しかも2014年のハンガリーGP以来、実に7年ぶりの表彰台獲得となった。

「信じられない気持ちだよ」

 アロンソはレース後にそう語った。

「7年ぶり、ついにそれを手にしたんだ。僕らはいくつかのレースで表彰台に近づいたけど、実際に手にすることはできなかった。最近では、ソチでその可能性もあった。でも今日ここで、やっと表彰台に辿り着いたんだ」

 アロンソはソフトタイヤを履いてのスタート。しかし、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ミディアムタイヤを履いていた。そのためアロンソは、スタート直後にトップに立つことを狙っていたという。

「正直に言って、僕は1周目にトップに立つことを考えていた」

 そうアロンソは語る。

「ソフトタイヤを履いていたから、ルイスの前に出られると思ったんだ。でも、できなかった」

「そして最後には、チェコ(ペレス)がとても近いところまで迫ってきた。でも、僕はチームにもとても満足している。(チームメイトの)エステバン(オコン)も5位だったから、良い日曜日になった」

 レース終盤には、多くのマシンがパンクに見舞われ、追加のピットストップを強いられた。しかしアロンソは、チームからの指示に応え、タイヤをしっかりとマネジメント。その結果、1ストップでレースを走り切ることができた。

「僕らは最初から1ストップの戦略を立てていた。でも、摩耗とデグラデーション(性能劣化)がどの程度かは分からなかったんだ」

 そうアロンソは語った。

「ここは誰にとっても新しいサーキットだ。でも、僕らはうまくレースを戦えたと思う。ピットストップも素晴らしかったし、チームも素晴らしかった。マシンの信頼性も申し分なかった。だから表彰台に値すると思う」

 このグランプリを迎えた段階で、アルピーヌはコンストラクターズランキングでアルファタウリと同ポイントで並んでいた。しかしアルピーヌは、アロンソ3位、オコン5位とダブル入賞を果たし、25ポイントを稼ぐことに成功した。一方のアルファタウリは、予選こそ速さを見せてアルピーヌに対して先行したものの、決勝ではタイヤのデグラデーションに大いに苦しみ、まさかの無得点。この結果、2チームのポイント差は25に広がった。

 そういう意味で今回のアロンソの快走は、大いに価値のあるモノとなったと言えるだろう。

 アロンソはインタビューに答えた後、インタビュアーを務めた元チームメイトのジェンソン・バトンと抱擁を交わした。

 
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