アロンソ、チームメイトに負けたのは久々……新たな相棒、献身的なオコンを称賛
アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、チームメイトとなったエステバン・オコンの献身的な姿勢に感銘を受けたと語った。
2021年、3シーズンぶりにF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、新たなチームメイトであるエステバン・オコンについて、その献身的な姿勢に感銘を受けたと語った。
アロンソはF1キャリアを通じて、チームメイトを圧倒することが多いという評価を得ており、特に2018年には当時マクラーレンでチームメイトだったストフェル・バンドーンに対し、一度も予選で負けることがなかった。
しかし今季の第2戦エミリア・ロマーニャGPでは、予選・決勝共にオコンの方がアロンソよりも良い結果を残した。アロンソが予選でチームメイトに負けたのは、2017年のマレーシアGP以来となった。
オコンとの仕事ぶりを訊かれたアロンソは、若きチームメイトに称賛の言葉を贈った。
「間違いなく僕は感銘を受けているし、エステバンがそばにいてくれてハッピーだ」
そうアロンソはmotorsport.comに話した。
「彼はとてもプロフェッショナルで、コースだけでなく、シミュレータでも一生懸命作業している。僕たちは多くのことを共有している。どちらかがシミュレータに乗っている間も、僕たちは連絡を取り合って、より良いクルマにできるよう努力しているんだ」
「彼がチームのために多大な努力をしていることは分かっている。彼はチームのために献身的に働いてくれているんだ」
「それと同時に、チームメイトと同じくらい、あるいは毎回少しでも速くなりたいと思うものだ。今回(イモラ)はそうならなかったが、次のレースではトライしてみる」
アロンソが、ドライバーズランキングでチームメイトに負けたのは、対タルソ・マルケス(デビューイヤーの2001年)、対ルイス・ハミルトン(2007年マクラーレン)、対ジェンソン・バトン(2015年マクラーレン)の3シーズンだけだ。
オコンは、2度チャンピオンに輝いているアロンソと共にレースをし、学びを得ることを楽しみにしていたという。そしてこれまでのところ、アロンソは仕事がしやすいチームメイトだと感じているようだ。
「ワールドチャンピオンと一緒に仕事ができるのは素晴らしいチャンスだ」と、オコンは語った。
「多くの人が彼のことを話してくれた。これまでの協力関係をとても楽しんでいるよ。フェルナンドは正直だから、何かを言う時は本気なんだ」
「クルマについてのコメントも非常に似ているし、うまくいっている。彼はこれまで僕にとても良くしてくれたし、若い頃に尊敬していたドライバーのひとりでもある」
「フェルナンドとの協力関係は僕にとって非常に特別なものであり、1年を通してもっと近づけるはずだ」
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