ガスリー、予選Q2敗退に悔しさ爆発!「タイヤを交換しなかったことで、大きな代償を払った……」
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPの予選でQ2敗退したことについて、チームがタイヤ選択で「大きなミス」を犯したことに怒りを感じていると語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
F1第15戦ロシアGPの予選で、Q3に進めず12番手となったピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、コックピット内で悔しさを爆発させた。その理由は、インターミディエイトタイヤの交換が遅れ、タイムアップできなかったことだったようだ。
ガスリーはウエットコンディションで行なわれた予選の序盤から非常に速かったものの、路面が徐々に乾いていく中でピットインし、新しいインターミディエイトを履いたライバルたちがタイムを更新したため、順位を下げてしまった。
ガスリーはチームに交換を要求したにも関わらず、使い古したタイヤを使い続けた結果、Q3に進出できず。彼はコックピットで悔しさを露わにし、何度もハロを叩く姿が見られた。
予選後、ガスリーは新しいタイヤに交換しなかったことが大きな間違いだったと振り返った。
Q2で何が間違っていたのか訊くと、彼は「簡単にQ3に進出できるペースがあった」とmotorsport.comに答え、次のように語った。
「そしてQ2では、完全に使い古されたセットのタイヤでコースに留まってしまった」
「路面が乾いているのが見えたので、ピットインを要求したんだ。でも、それをしなかったのは大きなミスで、Q3を犠牲にしてしまった」
「今となっては、なぜあんなことをしたのかよく分からない。Q3で起きたことを見れば、非常に大きなチャンスを逃したことになるので、大きな代償を払うことになったのは明らかだ」
ガスリーは、もしも新しいタイヤを履いていたら、どれだけタイムアップできたか分かっているだけに、すぐに腹が立ったという。
「ポテンシャルを感じていたんだ」とガスリーは言う。
「最後の2ラップは、我を忘れていた。どんなラップタイムが出るか見えていたんだ」
「(Q3進出に)コンマ1秒足りなかった。新しいタイヤを履けば、あと1.5秒速く走ることができただろう。Q1の時点で、このコンディションでは大きな可能性があることが分かっていた。だからこそ、このようなポテンシャルを持っていながら、これほど後方で予選を終えてしまうと、腹が立って仕方がない」
また、ガスリーはトラフィックに阻まれた瞬間もあったものの、それがチャンスを逃した要因ではないと語っている。
「ちょっとしたトラフィックがあったけど、結局それは問題ではなかったんだ。問題はピットインをするべきだったのに、それをしなかったことだ」
「こういう状況では、それ(トラフィック)はいつも面倒なことになる。でも結局、それがQ2を突破できなかった理由ではないんだ」
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