F1

メルセデスの“秘蔵っ子”アントネッリ、FIA F2参戦初年度で2勝目マークも「F1参戦できるかどうかはまだ分からない」

アンドレア・キミ・アントネッリは、ルイス・ハミルトンの後任としてメルセデスでF1デビューを果たすのではないかと言われてきたが、現状「F1参戦できるかどうかはまだ分からない」という。

Sam Hall

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公開日時: 2024/07/24 6:52

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Andrea Kimi Antonelli, Prema Racing

Andrea Kimi Antonelli, Prema Racing

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 メルセデスF1の育成ドライバーとして今季はFIA F2に参戦するアンドレア・キミ・アントネッリ。F1ハンガリーGP併催のハンガロリンク戦ではF2での2勝目をマークしたが、まだF1昇格の準備が整っているかどうかは分からないと語った。

 前戦シルバーストンでF2初優勝を飾ったアントネッリは、ハンガロリンク戦のフィーチャーレースでセーフティカー出動の幸運もあり、レースを支配することができた。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは今季限りでチームを離れ、フェラーリへ移籍することが決まっており、ジョージ・ラッセルのチームメイトは依然確定していない状況だ。アントネッリがハミルトンの後任としてメルセデスからF1デビューを果たすべきだと見る向きもあるが、アントネッリ本人はその確信が得られていないという。

 同じプレマからF2に参戦するオリバー・ベアマンは、既に来季ハースからF1フル参戦を果たすことが決まっている。アントネッリはF2でベアマンを上回る成績を残したことで、自身もF1ドライバーになれるという自信を得たかと尋ねられた際、次のように答えた。

「正直なところ、準備ができているのかどうか分からない。僕はまだF2で多くのことを学んでいる」

「まだ多くのミスを犯しているのは間違いないし、細かいところが本当の違いを生むんだ。全てを正しくできていない。僕は正直でいたいんだ」

 今季がF2ルーキーイヤーとなるアントネッリ。ここまでの成績を振り返ってみると、シルバーストンで初優勝を掴むまでは4レース無得点という展開が続いていた。

Andrea Kimi Antonelli, Prema Racing

Andrea Kimi Antonelli, Prema Racing

Photo by: Prema Powerteam

 ハンガロリンク戦のスプリントレースでも、アントネッリはオープニングラップのターン1でのブレーキングで果敢に攻めてトップに立ったものの、ソフトタイヤで飛ばしすぎたことで後々苦しむことになったと認めた。

「土曜日はターン1でちょっとしたミスをしてしまった」とアントネッリは説明した。

「少しロックアップしてタイヤにフラットスポットができてしまった。それが分かっていたにもかかわらず、僕はタイヤを酷使してしまった。それで次第にデグラデーション(性能劣化)が起きて、ピットインを余儀なくされた」

「でも間違いなく、フィーチャーレースに向けて良い教訓になった。まだやるべきことは残っているけど、正しい方向に進んでいる」

 F1シーズン開幕前のハミルトン離脱報道によって、メルセデスの秘蔵っ子アントネッリの名前がトップニュースを飾った。

 ここ数戦での勝利が、次期F1ドライバーとしてのプレッシャーをどれほど和らげたかと訊かれたアントネッリは、次のように答えた。

「シルバーストンから、気持ちはかなり軽くなった。肩にかかるプレッシャーもかなり軽減されたよ」

「プレッシャーは週末ごとに高まっていた。見ての通り、話が色々とつきまとっていたからね」

「シルバーストンで僕はかなり安堵することができたし、今週末はこれまでの週末よりも自由に、リザルトを考えることなくドライブすることができた。ただ自分自身に集中して、本来の姿を見せることができたと思う」

「ドライコンディションでのフィーチャーレース勝利も、僕らにとっては大きな安心感と結果をもたらしてくれた」

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