F1
最強目指すアストンマーチン、メルセデスの“お客様”でもいいのか!? “足引っ張ってる”訳じゃないから良いのかも?
アストンマーチンF1はメルセデス製パワーユニットを使用しているが、カスタマーの立場であることで何か不利益があることもなく、現状に不満がないと語っている。

Adam Cooper
編集: 2023/01/04 19:07
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現在F1に参戦しているアストンマーチンは、マシンの心臓部にメルセデス製のパワーユニット(PU)を使用している。自動車メーカーのワークスチームが他社製を使っている現状にあるが、チームのテクニカルディレクターはこの状況が問題になっていないと語っている。
伝統的にトップチームはシャシーとエンジン/PUの開発を共に行ない、両部門の密接な連携を可能とすることで、開発をコントロールすることを好んできた。
アストンマーチンは現在、所有者のローレンス・ストロールのもと、F1の頂点に挑戦することを目指して体制を強化している。実際、過去にはストロールが独自エンジン開発を示唆したこともあったが、2026年のPU新規定でアストンマーチンがPUを自社開発するというプランは立ち上がっていない状況にある。
そのためアストンマーチンは“カスタマー”の立場でワークスであるメルセデス打倒をも目指すことになるが、チームのテクニカルディレクターによれば、メルセデス製PUを使っているからといって、何か失っている部分があるわけではなく、チームの野望を鈍らせることはないと主張している。
カスタマーという立場が進歩の障害になっているのかどうかを尋ねられたダン・ファロウズは「そうは思わない」と答え、さらにこう続けた。
「メルセデスHPPのエンジンを我々のマシンに搭載することが、何かネガティブなモノとなっているとは、決して思っていない」
「(メルセデスPUの)信頼性は証明されているし、パフォーマンスも必要とされるものを備えている。現在のF1では、この事(カスタマー)は全く問題にならないと私は思っている」
なおアストンマーチンは現在、レギュレーションで許可されているギヤボックス、サスペンションを含むリヤエンド一式をメルセデスから調達している。
ファロウズは将来的にチームが内製を選ぶ可能性を排除していないものの、現在のメルセデスとの関係から得られるモノは大きいと語っている。
「我々はその類いのことについては、かなりオープンマインドな姿勢だと思う。先程も話したが、チームがメルセデスとの関係から得たものは、計り知れないと思う」
「自分たちのプロジェクトで独自に取り組んだり、将来に向けて独自の方法を実行したりするときには、少なくとも彼らと同じくらい上手くやれなければならないと、しっかりと認識している」
「そういった決断を考える前に、我々はそれを可能とする能力を築き上げる必要がある」
また、将来的にチームとしてギヤボックスの内製能力を手にする可能性もあるかどうかについて聞かれた際には、ファロウズはこう答えた。
「分からない。正直に言って我々の将来はかなりオープンな状況だ」
「ローレンスはこのチームとの野望についてかなり明け透けだし、我々はより競争力を得るために役立つ、次なる物事を評価する必要があると思う」
「ただ現時点では、我々がメルセデスから得ているモノが、足を引っ張っているとは思わない」
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