F1 マイアミGP
ルクレール、痛恨スピンについて自らを責める「完全に自分の責任だし、受け入れられるものではない」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、ペナルティの原因となったF1マイアミGP終盤のスピンについて、自らを責めた。
Lydia Mee Cihangir Perperik
公開日時: 2026/05/04 3:31
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フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1マイアミGP終盤に3位を争う中でファイナルラップにスピン。表彰台を逃しただけでなく、ダメージを負ったマシンでゴールを目指し、コース外走行によるアドバンテージを得たとして20秒のタイム加算ペナルティを科されて最終的に8位となった。
マクラーレンのオスカー・ピアストリにターン17でオーバーテイクされ、4番手でファイナルラップに入ったルクレールは、何とか抜き返そうとしたものの、ターン3で痛恨のスピンを喫し左フロントをコンクリートウォールに当ててしまった。
なんとか走行復帰したルクレールだが、足回りにダメージを負ったことでまともに走れず、ショートカットを繰り返してチェッカーを目指した。6番手でチェッカーを受けたものの、ルクレールはレース後の審議対象となった。
「ダメージは大きかった。正確にどれくらいのダメージだったのかは、正直よく分からない」と、ルクレールはレース後、Motorsport.comなどのメディアに語った。
「パンクしたのはほぼ間違いないと思うし、サスペンションにも何らかの損傷があったんじゃないかな。右に曲がれなくなってしまったから。だから、本当にがっかりしているよ。全部自分の責任だし、ミスだった」
「当然ながら見直す必要がある。このクルマでは常に、どれだけエネルギーをデプロイできるかという疑問があるし、最終ラップだったことを考えれば、あのコーナーでもう少し引き出せた可能性はある。ラップを終えるために必要なエネルギー量を考えればね。でも、それは言い訳にはならない。完全に自分の責任だし、受け入れられるものではない。だから見直さないといけない」
Charles Leclerc, Ferrari
Photo by: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
ルクレールはレース中、無線でピット戦略に不満をこぼしていたが、それが行動の背景にあったのかと問われ、否定した。
「いや、実際はすごく冷静だった。とても落ち着いていたよ。最終ラップでオスカーをオーバーテイクしたかったんだ。だから最終コーナーまで彼が自分を抜くのをあまり厳しく防がなかった」
「クルマの中では比較的冷静だった。ただ、ターン3では”ものすごく”プッシュした。今年はほとんどの場合それでうまくいっていたし、何度もバトルをしてきた。でも今回はうまくいかなかった。自分自身に失望している」
レース後、スチュワードはルクレールがシケインをいくつかショートカットしたことが永続的なアドバンテージを得る行為に当たると判断。コース外走行の回数を考慮して彼にドライブスルーに相当する20秒のタイム加算ペナルティを科した。
FIAスチュワードの裁定文書には次のように記されている。
「16号車(ルクレール)は最終ラップのターン3でスピンし、壁に衝突したが、コース上にとどまり続けた。ドライバーは、右コーナーを適切に通過できないことを除けば、クルマは問題ないように見えたと報告した」
「この問題のため、彼はチェッカーフラッグに向かう途中でシケインをショートカットせざるを得なかった。我々は、彼がシケインをショートカットせざるを得なかった(つまりコースを離れなければならなかった)という事実が、彼がそのようにコースを離れることで永続的なアドバンテージを得たことを意味すると判断した」
「何らかの機械的な問題が発生したという事実は、正当な理由には当たらない。したがって、車両がコースアウトして有利な状況を作り出した回数を考慮し、16号車にドライブスルーペナルティを科す」
一方でスチュワードは、ルクレールが危険な状態のマシンを走らせ続けたという点についてはペナルティを科さなかった。
「我々はまた、明白かつ識別可能な機械的問題を抱えた車を運転し続けることが、追加の違反行為にあたるかどうかについても検討した」
「我々は、明白かつ識別可能な機械的問題が存在したという証拠はないと判断した。したがって、我々はその潜在的な違反行為に関して、それ以上の措置は取らなかった」
最終ラップのヘアピンでは、ルクレールとジョージ・ラッセル(メルセデス)が接触しているが、スチュワードは両ドライバーによる「軽微なレーシングアクシデント」という評価に同意し、こちらにもペナルティを出していない。
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