フィッティパルディ、レッドブル・ジュニアとして来季F2に参戦。レッドブル重鎮、ローソンのSF参戦を改めて明言
エンツォ・フィッティパルディはレッドブルと契約を交わし、2023年のFIA F2でカーリンから、レッドブル・ジュニアのドライバーとして走ることになった。
Enzo Fittipaldi and Helmut Marko, Consultant, Red Bull Racing
Enzo Fittipaldi
エンツォ・フィッティパルディは11月12日(土)に自身のSNSを更新し、レッドブルと契約したことを明らかにした。これでフィッティパルディは2023年、レッドブル・ジュニア・ドライバーとしてカーリンからFIA F2に参戦することになる。
フィッティパルディは2021年にチャロウズからF2デビュー。今季もチャロウズのマシンを走らせており、モンツァ・ラウンドを終えた時点でランキング6番手につけている。
そのフィッティパルディはレッドブルと契約。レッドブル・ジュニアの一員になることが決まったようだ。そして2023年シーズンは、カーリンからF2に参戦することになる。
フィッティパルディは以前からレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコと話し合いを行なっていたことが知られており、9月のオランダGPの際にはふたりが直接会っているのが目撃されていた。
フィッティパルディは今季勝利はないものの、イモラ、レッドブルリンク、ハンガロリンクのフィーチャーレースで2位を獲得。その他、3位にも3回入っている。その堅実な走りでランキング上位につけているわけだ。
「現在のF1チャンピオンであるレッドブルのファミリーに加わることは、僕のキャリアにとって非常に光栄なことであり、非常に重要なステップだ」
フィッティパルディはそうコメントしている。
「このチャンスにとても感謝しており、レッドブル、ヘルムート・マルコ博士、クリスチャン・ホーナー代表が僕を信頼してくれたことに感謝したい」
フィッティパルディをどう評価しているのかという問いに、マルコはチャロウズでの素晴らしい成績を挙げ、次のように語った。
「彼が中団グループのチームで成し遂げたことだと、私は言わなければならないだろう」
そうマルコは語った。
「彼はいつも上位にいた。彼は浮き沈みはあったと思う。そして今、彼はチャンスがあることを理解している。彼はトップチームであるカーリンに加わる。そして彼のキャラクターも素晴らしい」
「(来年は)彼のパフォーマンスを見ていく。そしていつものようにリザルトもね」
なおマルコは、2022年シーズンをレッドブル・ジュニアのドライバーとして走ったドライバーの全てが、来年もプログラムに残るわけではないとも語った。
「誰が去り、誰が新たに加入するかということについては、すぐに発表する予定だ」
なおマルコは、リアム・ローソンは来季スーパーフォーミュラに参戦し、そこで荒波に揉まれることで成長できるはずだと語った。
「彼はスーパーフォーミュラをやるだろう。あれは難しいカテゴリーだ。日本のドライバーたちは、コースの隅々まで知っている。簡単じゃない」
そしてデニス・ハウガーが、ローソンと共にF1のリザーブドライバーを務める予定だと語った。
「我々には何人かのリザーブドライバーがいる。もうひとりはハウガーだ。それは今のところ決定済みだ。そしてシーズン序盤にどうなるか見てみよう。スケジュールのバッティングもあるだろうが、我々はヤングドライバーの2人か3人をリザーブとして指名することになるだろう」
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