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F1 トルコGP

ガスリー、”初体験”のターン8に期待「首の良いトレーニングになりそう」

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、初めて挑むイスタンブール・パーク・サーキットの印象を語り、トルコGPへ向けた期待感を語った。

Pierre Gasly, AlphaTauri, in a Press Conference

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、先日イモラ・サーキットで行なわれたエミリア・ロマーニャGP決勝レースをリタイアで終えた。

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 ガスリーはフリー走行から好調ぶりを発揮し、予選でも4番グリッドを獲得。チームの地元で好結果が期待された。しかしスターティンググリッドで水圧低下の症状がみられ、応急処置を施してスタートに挑んだものの効果はなく、レースを早々に終えなければならなかった。

「イモラは本当に残念だった。フリー走行でも、そして予選でも良いパフォーマンスを発揮することができた。僕としては最高の結果を得ることができたんだ。レースでも良い結果を手にできるはずだった……にも関わらず、リタイアしなければならなかった。受け入れるのは辛かったよ」

 ガスリーはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

 なおガスリーは先日、来季もチームに残ることが正式にアナウンスされたが、かなり以前に決まっていたことだと、改めて説明した。

「来季もこのチームに残るということは、かなり前から分かっていた。アルファタウリと仕事を続けることができて嬉しいよ。僕らは共にうまく働くことができているし、僕らはとても良いチームだ。すごく力強いシーズンを過ごしている」

「今シーズンはまだ、4レースが残っている。それが僕が集中していることだ。しかしそんな中でも、来年に役立つモノがないかと探している。この最後の数レースは、2021年に向けた準備の重要な部分だ」

 F1は今週末、イスタンブール・パークに向かいトルコGPを戦う。ガスリーにとっては、初めてのトルコGPだ。

「イモラ戦の後には、とても短いながらも休日があった。家にいてできるだけトレーニングをし、そしてジムに行った。ウイルスに感染するリスクを冒すことがなかったことを確認している」

「イスタンブールのコースは、首の筋肉のトレーニングになると思う。でも、僕は今までのキャリアの中でも、特に健康だと思う。だから、そういう点では心配していない。健康を維持して、生活を進めていくことは、制限が課されている現場では、非常に複雑になっている。でもシーズンを無事に終えるためには、ルールを守り、ウイルスに感染しないようにする必要があるんだ」

「ほとんどのドライバーと同じように、僕はイスタンブールでレースをしたことがない。初めてのコースだ」

「レイアウトはとても興味深いし、実際に走るのを楽しみにしている。シミュレータで数周走ったが、本当に独特のコーナーだ。誰もが、長い左コーナーである”ターン8”の名前を聞いたことがあると思う」

「最初のセクターは、先が見えないブラインドコーナーがいくつかあって、興味深く見える。曲がりながらブレーキングすると、横方向と縦方向の負荷が高くなるコーナーがたくさんある。かなり難しい。でも、リズムに乗っていかなきゃいけないコーナーがたくさんあるようなサーキットが好きだから、楽しめると思う」

「いい結果を目指し、期待できる、もうひとつのチャンスだと思うよ」

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