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ガスリー不運、自宅が盗難被害……それでも高速3連戦に向け気合十分

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、留守中に自宅が盗難被害に遭ったという。しかしながらベルギーから始まる高速3連戦に気合を持って挑むと意気込みを語った。

Pierre Gasly, AlphaTauri

Pierre Gasly, AlphaTauri

Mark Sutton / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、ベルギーGPから始まる高速3連戦に向けた意気込みを語った。

 ただガスリーは、意気込みを語る前に衝撃的な事件に見舞われていたことを明かした。なんと、フランスの自宅に泥棒が入り、盗難被害に遭ったというのだ。

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「3連戦が終わって、数日休むことができたのは良かった。でも僕の留守中に、ノルマンディーの家が盗難被害に遭ってしまった。かなり動揺したよ」

 そうガスリーはチームのプレスリリースにコメントを寄せた。

「知らない人に家の中に入られ、自分や家族のモノが盗まれるというのは、誰にとっても好ましい経験じゃないと思う」

 なお直近のスペインGPではガスリーは9位入賞を記録した。

「とにかく僕らはレースに戻る。スペインGPはまともな週末を過ごした」

「長い間、隊列の中に詰まってしまったので、レースはうまくいかなかった。でも9位でフィニッシュし、貴重なポイントを持ち帰ることができた。さらに重要なことは、何台かの速いマシンと戦うことができたということだ、今後のレースに向けて、良い兆候となるだろう」

 新型コロナウイルスの影響で、レースはまだ無観客で行なわれ、パドックに立ち入ることができるスタッフの人数も限られている。それにも徐々に慣れつつあるとガスリーは語る。

「パドックは少し変な感じはするけど、慣れ始めている。たくさんの人がいるパドック、そして午前中にサーキットに着いた時、多くのファンがサインを求める、そういう雰囲気が恋しい。ファンの暖かさを感じ、多くのエネルギーをもらうことができるんだ。でも残念ながら今のところ、それを取り戻すのはまだ不可能だと思う。だから、今の状況に慣れる必要があるんだ。ファンとのやりとりが恋しい……年末までには変わるかもしれないけどね」

 しかし一度マシンに乗ってしまえば、昨年までとあまり変わらないという。

「実際にマシンに乗ってしまった後は、何も変わっていない。パフォーマンスとリザルトに集中しているから、そういう雰囲気についてはあまり考えていないんだ。でもセッション合間、そしてパドックを離れる時には、それをすごく感じる」

「レースとレースの間の生活についても、影響を与える。サーキットでは、常に同じエンジニアやトレーナーと一緒に過ごす。しかし一旦サーキットを離れてしまうと、新型コロナウイルスに感染するリスクを避けるため、人と会うことができない。だから退屈なんだ。社会生活がほとんど行なえず、刺激がないんだ。でもそれは大丈夫。常にすごく注意しなきゃいけないからね。でも僕は自分の仕事が大好きなので、文句を言うべきことは何もない」

 今週末から始まる高速3連戦。ガスリーはその中でも、特にスパがお気に入りのサーキットなのだという。

「スパ、モンツァ、ムジェロに行く。今年3回目の3連戦だ。レースが続くのには慣れているけど、これで11週間で9レースを戦うことになる。これまでとはかなり異なるよ。メカニックやエンジニアたちにとっては、より厳しいスケジュールだと思う」

「スパとモンツァという、素晴らしいサーキットに行く。スパは僕が大好きなコースであり、高速コーナーを駆け抜けるのは、スリリングだ。そこでドライブするのを楽しんできたし、過去には素晴らしいレースもしてきた。F4の時にはフォーミュラでの初勝利を挙げ、2016年にはGP2のフィーチャーレースでも優勝した」

 しかしスパは、親友でもあったアントワーヌ・ユベールが亡くなった地でもある。昨年同地で行なわれたF2のレース中、大事故に遭遇したユベールは、命を落としてしまったのだ。

「しかし今年は、ベルギーに戻るのは悲しい瞬間でもある。恐ろしい事故により、アントワーヌが亡くなったのは1年前だからだ」

「僕は7歳でカートをやっていた時から、彼のことを知っていた。そして13歳から19歳にかけて、フランスのモータースポーツ連盟が組織する学校に共に通っていたんだ。そしてその6年間、同じアパートに住んでいた。パドックにいる全員が、彼のことを考えるのに時間を費やすと思う」

 そしてモンツァは、アルファタウリにとっては母国レースでもある。

「モンツァでも、ファンがいないのは寂しい。チームのホームレースだから、雰囲気はいつも特別だったからね」

「その後ムジェロでのレースに行く。チームにとっては、ふたつの母国レースがあるということになる。モンツァの近くに住んでいる僕にとってもそうだ」

「ムジェロでのレースは待ち遠しいね。どのチームも、このコースに関するデータを持っていない。チームとドライバーは、そこに行って初めて、そのコースがどんなモノかを発見することになるんだ。レイアウトはスリル満点。F1マシンでは特にそうだと思う」

「僕は2013年にムジェロでレースをした。でも、F1で走った時の印象は大きく異なるだろう。ふたつの右周りのコーナーは、特に速い。F1マシンの実力を、実感できるコースだろう。ドライビングの観点からも、素晴らしいはずだ」

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