角田裕毅、ハンガリーGPの乱戦をくぐり抜け自己最高位7位「今週末はずっとマシンに苦しんでいた」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、ハンガロリンクで行なわれたF1ハンガリーGPで、苦しみながらも混乱をくぐり抜け、自己最高位でレースを終えた。
Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02, Lewis Hamilton, Mercedes W12
Mark Sutton / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年のF1前半戦最後のレースとなったハンガリーGPを、自己最高位でフィニッシュした。
角田は予選までは大いに苦しみ、16番グリッドからのスタートとなった。しかし、スタート直後のターン1で起きた混乱をうまくくぐり抜け、一気に5番手まで浮上。メルセデスのルイス・ハミルトンが後退したことで4番手まで上がったが、前を行くウイリアムズのニコラス・ラティフィをなかなか攻略できなかった。
ピットストップのタイミングでラティフィをアンダーカットすることには成功するも、ハードタイヤを履いた後はなかなかペースが上がらずにカルロス・サインツJr.(フェラーリ)にオーバーカットされる形となり、さらにチームメイトのピエール・ガスリーにもポジションを譲ることになった。
終盤にはスピンする場面もあったものの、7番手でフィニッシュ。自己最高となる結果を持ち帰った。(編注:レース後、2位となったアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルが失格裁定を受けたが、彼らが提訴の意思を表明しているためリザルトは保留されたままとなっている)
「1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています」
角田はチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。
「今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました」
「僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います」
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