写真:: Andy Hone / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1サンパウロGPの予選を13番手で終えた。
サンパウロGPの舞台となるインテルラゴス・サーキットは、角田にとっては今回が初走行のコース。しかもスプリント予選レースが行なわれるフォーマットであるため、金曜日午後に行なわれる予選の前には、60分のフリー走行1回しか走行機会がなく、コースの習熟という意味では非常に厳しいグランプリだと言える。
そんな中で角田は、FP1の走り出しからチームメイトのピエール・ガスリーと遜色ないペースを発揮。このセッションを11番手で終え、さらに予選Q1では1セットのタイヤのみで好タイムを記録して、9番手で難なくQ2進出を果たした。
4戦連続でのQ3進出の期待も高まった角田だったが、Q2では13番手。このセッションを突破することは叶わなかった。
「僕にとっては、また新しいサーキットだったので、今朝のフリー走行は本当に重要でした」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「でもかなり早い段階から、スピードを上げていくことができたと思います。そのことは良かったです」
「このコースでのマシンのフィーリングは良かったので、予選Q3に届かなかったのは残念です」
角田は土曜日に行なわれるスプリント予選レースで、ひとつでも順位を上げたいと語る。
「明日のスプリント予選レースは、このポジションからスタートするのは少し難しいと思います。でも日曜日の決勝レースをより良い場所からスタートできるように、ポジションを上げられるように頑張ります」
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、角田がQ2で敗退した理由を確認する必要はあるものの、良いラップだったと語った。
「Q1はふたりのドライバー共に完璧で、それぞれ1セットずつのニュータイヤで簡単に突破することができた」
そうエドルズは語る。
「ユウキはQ2でマシンに苦戦してしまい、Q1で出したタイムにも届かなかった。その理由については理解する必要がある。しかしそれでも、彼のアタックは非常に立派なモノだった」
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