角田裕毅、”抜きにくい”モナコに苦しみ16位「予選パフォーマンスが僕の一番の課題」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、初挑戦となったF1モナコGPで、遅いマシンに終始進路を抑えられてしまい、結局16位でレースを終えることになった。

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1モナコGPを16位で終えた。
角田にとってモナコGPは、厳しいレースとなった。予選では非常に僅差の戦いの中僅かに及ばず、16番手でQ1敗退。決勝レースでも、スタート時にウイリアムズのニコラス・ラティフィらに先行されてしまい、その後は屈指の抜きにくいコースであるモナコのコース特性に苦しめられてラティフィを抜くことができなかった。
スタート時に装着したハードタイヤを活かし、スタートから60周以上をこのタイヤで走った角田だったが、ピットストップを終えた時にもやはりラティフィの後ろ……第2スティントで履いた新品のソフトタイヤをもってしてもラティフィを攻略できず、16位無得点でレースを終えることになった。
「16番手からのスタートで、簡単にいかないのは分かっていました」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「1周目は周りのマシンと比べてグリップに苦しみ、いくつか順位を落としてしまいました。その後は良いペースはあったものの、前のマシンの後方に留まり、前へ出られませんでした」
角田はこれで、4戦連続で無得点。その状況を打破するためにも、予選でのパフォーマンスを引き上げたいと、角田は語る。
「僕の一番の課題は予選のパフォーマンスをどうやって上げていくかです。ポイント獲得を果たせるように、次のレースへ向けて懸命に取り組んでいきます」
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