ピエール・ガスリー予選6番手も、Q2ソフトタイヤでの突破は「他に選択肢はなかった」

F1オーストリアGPの予選でアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手となった。しかし予選Q2をソフトタイヤで突破したことについては「他に選択肢はなかった」と語った。

ピエール・ガスリー予選6番手も、Q2ソフトタイヤでの突破は「他に選択肢はなかった」

 F1オーストリアGPの予選で6番グリッドを獲得したピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は、ソフトタイヤでQ2を突破することになったのは、他に選択肢がなかったからだと語った。

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 ガスリーは今回も予選で好調な走りを披露。堅実にQ3に進出すると、6番グリッドを確保した。

「6番手という結果は、満足だと言わなければいけない。メルセデスのすぐ後で、予選を終えられたのだから」

 ガスリーはそう語った。

「とても力強い仕事ぶりだったと思う。特にフリー走行の後、どういうわけかマシンを快適に感じることができなかった。データには奇妙な点があり、予選ではいつもよりも不明な箇所が多かった」

「それでも満足している理由は、僕らはマシンを機能させることができ、その差を本当に小さくすることができたからだ。3番手から僅か0.1秒だった。これは明らかに良いことだ。ノリス(ランド・ノリス/マクラーレン)が示したように、シーズン中にチャンスが訪れるかもしれないから、僕らはプッシュし続ける必要がある。中団グループのマシンが2番手になるなんて、ずいぶん久しぶり……良いことだと思う」

 予選で見られたデータ上の”奇妙な点”について、ガスリーは次のように説明する。

「バランスに関して、僕らが持っていたセットアップとの相関関係に多くの違いがあった。その答えは、まだ分かっていない。残念ながら予選が始まるまでに解明する時間はなかった。でも何か興味深いことがあれば、この週末が終わった後に調べることになるだろう」

「僕の方では、先週とはかなり違う感じがしたんだ。それは奇妙なことだ。ユウキ(角田裕毅)は先週と同じらしく、マシンのバランスがまったく逆なんだ。それはとても奇妙だ。そのことは、もう少し時間をかけて理解すべきことだと思う」

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「もちろんC5コンパウンドを履くのは違うことだし、気温も少し違う。風も不安定だったから難しかった。それでも6番手になれたのはポジティブなことだ」

 ガスリーは予選6番手になったものの、予選Q2では他のドライバーがミディアムタイヤを選択する中、チームメイトの角田と同様にソフトタイヤで突破。明日の決勝スタートをソフトタイヤで迎えることになる。

 ソフトタイヤはデグラデーション(性能劣化)が激しいと見られており、多くのチームが決勝での使用を避ける傾向にある。しかしガスリーは、Q2でこのソフトを使う以外に選択肢はなかったと語った。

「ソフトを使ってスタートするマシンの中で最上位なのが僕だ。おそらく、他のミディアムタイヤを履いたドライバーたちの方が、第1スティントを長く走ることになるだろう。簡単なレースにならないことは分かっている」

 ガスリーはそう語った。

「でも、僕らには他に選択する余地がなかった。ミディアムでQ2を突破できるほどのペースはないと思っていたんだ。だから、ハードタイヤを主体に(タイヤ戦略を)組み立てることにした。それは正しいことだったと、僕は信じている」

「いつもと比べて、マシンのパフォーマンスに関しては期待していたよりも苦労していたんだ」

「残っていたミディアムタイヤは1セットだけだった。だから僕らとしては、昨日からこの戦略に決めていた」

 予選Q2のタイヤ使用義務が適応されない後方から追い上げてくるであろうフェラーリ勢、そして同じくソフトタイヤでスタートするアストンマーチン勢を抑え、多くのポイントを獲得したいとガスリーは語る。

「正直に言って、先週のメルセデスのペースは考えなきゃいけない。彼らは僕らを周回遅れにしたんだから、絶対速いはずだ」

「ノリスもとても速かったし、フェラーリの様子も注意しておかなきゃいけない。特にシャルル(ルクレール/フェラーリ)は先週末非常に速かった。だから彼らも追い上げてくるだろう」

「それでも、僕らはうまくいけば彼らと戦うことができるはずだ。そしてアストンマーチンの先でフィニッシュし、多くのポイントを獲得できることを望んでいる」

 

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