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角田裕毅、オーストリアGP予選7番手……しかしガスリーとフィードバックがまるで逆?「それを分析すれば、さらに前進できるかも」

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1オーストリアGPの予選で7番グリッドを獲得した。これは自己最高の予選結果である。しかしチームメイトのピエール・ガスリーとは、フィードバックが真逆だったという。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1オーストリアGPの予選で7番手。F1デビュー以来自己最高の予選結果を手にした。ただ、チームメイトのピエール・ガスリーとは、フィードバックがまるで逆だったことがあったという。

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「この結果には満足しています。これまでのところ最高の予選結果ですし、特にセッションごとの進捗具合は、良かったと思います」

 角田は予選後にそう語った。

「このチームには、FP1から良いペースがありました。だから、僕が全てをまとめ上げるだけでよかったんです。そして、僕のアタックラップにも満足しています。スリップストリームを使うことができなかったので、ストレートスピードは少し失ってしまいました。それでも、アタックは本当に満足いくモノでしたし、明日はポイント獲得を狙うだけです」

 チームメイトのガスリーは、角田のひとつ前の6番グリッドを獲得。ガスリーはここまで、予選でも決勝でも安定した走りを披露しており、角田にとっては簡単には倒すことができない”ライバル”だ。

 そのガスリーと、今すぐ戦うことができるかと尋ねられた角田は、次のように語った。

「分からない。簡単なことじゃないと思います」

 そう角田は語る。

「オーストリアはご存知の通り、2戦連続で行なわれます。そのことは、僕が慣れるのをより簡単にしてくれています。ただ彼とは、全てのコースでの経験が大きく違います」

「そしてこれまでの数戦では、僕はすぐにギャップを埋めようとプッシュしてきました。そのことが、僕がクラッシュする原因になってしまいました。だから今のところは、あまり高いところを狙うつもりはありません。ただ、自分をコントロールするだけです」

「いつもQ3を目標にしています。だから自信がついたらすぐにでも……まだ自信が不足しているとは思いますが……自信をしっかり持てるようになり、一貫性を確保できればすぐに、僕はプッシュして彼に勝つつもりです」

「今はただ、彼を見ているだけです。彼がどのようにアプローチし、どのようにセッションでドライブしているか、それを見ています。例えばFP3では少し大きなミスがあったとします。それは、予選を前に自信を組み立てる上で、不必要なことです。そういう細かいところについて、僕はもっと改善しなければいけません。彼は今週、そういうミスをしませんでした。彼のそういう部分を見る必要があります。そしてうまくいけば、シーズンの終盤には彼を倒すことができるかもしれません」

 なおFP3では、角田とガスリーでは全く異なるフィードバックがあったという。

「FP3では、まったく逆のフィードバックがあったので、とても良かったです」

 そう角田は語る。

「本当にフィードバックが逆だったので、チームを少し混乱させました。例えばターン1では、彼は大きくオーバーステアだと感じています。でも、僕は大きくアンダーステアだと感じています。そういうことなのかは分かりません。そしてそれぞれのコーナーで問題がありますが、珍しいことです」

「シーズンの最初の頃から、こういうことはありました。だから僕にとっては驚くべきことではありません。でも今回のようなことを分析して、組み立てていけば、予選で一貫性のあるマシンを作ることができるかもしれません。F1では、ペースやスピードを上げていくためには、コーナー全体の一貫性はとても重要です」

「これはチームにとっては重要なことですが、大丈夫だと思っています」

 このふたりのフィードバックの違いは、ドライビングスタイルの違いによるものなのか? そう尋ねられた角田は、次のように語った。

「そうは思いません。ドライビングスタイルと言う時、マシンを最大限に活用すること、そしてポテンシャルを引き出そうとする上では大きな違いはありません。でも僕のフォーミュラカーのキャリアを振り返ってみると、チームメイトの間でこれほどまで逆のフィードバックだったことはありませんでした」

「でも、僕らはマシンを改善するための方法を見つけなけれないけません。タイヤや気温など、多くのことが全然違う。だから何が問題になっているのか、それを見つけなければいけないんです」

 

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