バーレーンテスト初日首位のガスリー「全体的に良い1日。でもタイムよりパフォーマンスに集中」
アルファタウリのピエール・ガスリーはF1バーレーンテストの初日にトップタイムを記録。ガスリーも良いテスト初日になったと感じており、残る2日間でもっと快適に走れるようにしたいと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されているF1のプレシーズンテスト。その初日の走行では、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムを記録した。
開幕戦の舞台でもあるバーレーン。ガスリーは初日の午前午後両方のセッションでステアリングを握った。
午前中こそタイムは控えめで最後尾だったが、午後になると徐々にペースを上げ、最後は1分33秒902をマーク。この日のトップタイムとなるとともに、計103周と多くの走行も同時にこなす、順調な1日を過ごした。
ガスリーはチームのプレスリリースに、トップタイムは素晴らしいものの、もっとマシンの力を引き出し、残る2日間でより快適に走れるようにしたいと、新マシンの完成度を高めていく意気込みを示した。
「一日をトップタイムで終えられたのは良かった」と、ガスリーは言う。
「でもテストではいつも調子を聞かれるけど、タイムシートではなく自分たちのパフォーマンスや集中すべきだと思っている。現時点では、来週の予選まではあまり意味のないことだからね」
「もちろん、並び順のトップにいるというのは何時でも良いモノだ。でもそうは言ってもやるべきことがまだ残っているのも分かっているし、マシンからはまだ引き出せるモノがあると思うんだ。全体としては良い1日だったけどね」
「このクルマには多くのポジティブな点があるけど、レーシングドライバーの性で、いつもネガティブなところに集中してしまう。だから残りの2日間のテストでは、このクルマを把握して、より快適に感じられるように取り組んでいく」
「明日、ユウキがマシンを引き継いで走っている間、僕もエンジニアと一緒に頑張ろうと思う。コースに出るたびにマシンには新しい発見があるし、全セッションを活用して来週のレースを前にできるだけのことを学習しないとね」
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