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角田裕毅、予選Q1敗退の苦戦「全体的にグリップがなく、マシンの運転が本当に難しい」

F1第13戦ハンガリーGP予選で、角田裕毅はQ1敗退の16番手タイムに留まった。彼は予選を振り返ると、全体的にグリップがなく、「ドライビングが本当に難しかった」と語った。

Yuki Tsunoda, Scuderia AlphaTauri

写真:: FIA Pool

 F1第13戦ハンガリーGPの予選が行なわれた。アルファタウリの角田裕毅はこの予選で苦戦し、Q1敗退の16番手で終了となったが、全体的にグリップが無いことで苦しめられたという。

 ハンガリーGP2日目は雨予報となっており、FP3はウエットコンディションで実施された。ただ予選時には雨は降り止んでおり、ドライコンディションでセッションが行なわれた。

 角田は予選Q1の序盤にはトラックリミット違反があり、タイム抹消を受けてしまった。その後の1発勝負となったアタックでは、Q2進出ラインとなる15番手のランス・ストロール(アストンマーチン)から、わずか0.035秒差の16番手となり、Q1敗退で予選を終えた。

 2日目終了後、チームのプレスリリースにコメントを寄せた角田は、全体的にグリップが無く苦戦していたと説明。可能だと見ていたQ2進出も叶わないなど、想像以上に大変だったと話した。

「これまでのところ、難しい週末になっています。僕らは全体的にグリップに苦戦していて、特に今日はセクター1でグリップが全くありませんでした。そのため全体的にマシンの運転が本当に難しかったです」

「簡単な1日にはならないだろうということは分かっていました。ですがこれほど苦労するとは予想していませんでした」

「Q2へ進出することは可能だろうと思っていたんですが、僕らの想像以上に大変でした」

 なお決勝レースに向けて角田は、サマーブレイクをポジティブに迎えるためにも、最善を尽くしたいとした。

「まだ1日残っていますから、反撃を試みる必要があります。ここはオーバーテイクも簡単ではないですが、ベストを尽くして、この前半戦をよりポジティブな形で終えられるようにしたいです」

 
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