「130Rでシューマッハーを抜いたのが最高の瞬間」アロンソ4年ぶりの鈴鹿。ファンが生み出す雰囲気にも感謝
4年ぶりに鈴鹿での日本GPに出走するフェルナンド・アロンソは、鈴鹿サーキットはファンが作り出す雰囲気が素晴らしいし、走るのも楽しいと語った。
アルピーヌのフェルナンド・アロンソが、本日から始まるF1日本GPに向けてコメント。他の多くのドライバーと同様、お気に入りの鈴鹿で走れるのが楽しみだと語った。
アロンソは2018年シーズンでF1を一旦退き、2021年にアルピーヌから復帰を果たした。つまり彼が鈴鹿を走るのはその2018年以来、4年ぶりということになる。
「鈴鹿は、F1ドライバーにとってはスリリングな試練の場となる。歴史的なコースであり、ドライブするのが最も楽しいサーキットのひとつだ」
アロンソは鈴鹿についてそう語った。
「いくつか挑戦的なコーナーと、その連なりがある。天気も変わりやすいから、何が起きるか分からない」
「日本の文化も大好きで、ファンが特別な雰囲気を作り出してくれる。間違いなく、僕にとっては今年の開催地の中でも気に入っている場所のひとつだ」
アロンソが鈴鹿で勝ったのは、2006年の1回のみ。そしてその前年2005年に、130Rでミハエル・シューマッハー(当時フェラーリ)を抜いたのが、思い出に残っていると語った。
「僕の最高の瞬間は、有名な130Rでミハエルをオーバーテイクしたことだと思う。良いオーバーテイクだった。コーナーのスピードを考えると、簡単にオーバーテイクできるような場所ではなかったからね」
そうアロンソは語る。
「2006年のレースでも優勝し、ブラジルでのシーズン最終戦に向けて、チャンピオンシップで重要な局面を迎えた。鈴鹿には、良い思い出がいくつかある」
「そして、ファンのみんなはいつもとても素晴らしいんだ」
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