ラッセル、予選は赤旗原因になるも3番手確保「明日に向けて良い位置。マグヌッセンとハースを祝福したい」
ジョージ・ラッセルは、F1サンパウロGPの予選で3番グリッド。グラベルにはまってしまうシーンこそあったが、いいポジションになったと考えている。
インテルラゴス・サーキットで開催中のF1第21戦サンパウロGP。初日に行なわれた予選でジョージ・ラッセル(メルセデス)は3番グリッドを獲得した。
土曜日に今季3回目のスプリントレースが行なわれるため、サンパウロGPは初日午後にノックアウト方式の予選が実施。午後に一雨降ったあと、天候が小康状態の中での実施となった。
そのためポールシッターを決する予選Q3でも天候が崩れないうちに、なんとかスリックタイヤでのアタックを成功させようと各チームが我先にとコースインしていった。
ラッセルは3番手タイムをマークするも、その後ターン4でコースオフ。グラベルにスタックしてしまい、赤旗中断の原因となった。その後は雨が強まったこともあり、ラッセルは3番手で予選を終了している。
「予選セッションではいろいろ複雑な気持ちだったよ」
ラッセルはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「Q3はかなりユニークな経験だったね……僕らはコース上の最後尾だったんだけど、進んでいくに連れて雨がどんどん強くなっていってしまって、最終コーナーではかなり濡れていたんだ」
「その次のラップではターン4でコントロールを失ってしまった。中で頭がぐわんぐわん振られてヘッドレストも壊れてしまったんだ。それで360度回って戻ろうとしたけど、リヤタイヤがグラベルにハマってしまった。良い判断ではなかったね」
「砂礫がたくさん入り込んでしまったから、取り除いてもらうために作業が必要だけど、大丈夫だと思う。3番手は明日に向けていいスタートポジションだよ」
なお今回の予選では雨が強くなる前にアタックをまとめ上げたケビン・マグヌッセン(ハース)が初のポールポジションを獲得。ラッセルはこの予想外の結果を称えた。
「ポールを獲得したケビンとハースには心から祝福しなくちゃだ。こういった予想外の結果が、僕らのスポーツを特別なモノにするんだ!」
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