アストンマーチンの完璧なチームプレイ。しかしストロールはアロンソからのアドバイスとは知らなかった「レース後に聞いたよ!」
F1アゼルバイジャンGPのレース中、アロンソが自分のブレーキバランスをストロールに伝えるよう、無線を飛ばした。しかしストロールは、バランス変更の指示は受けたものの、それがアロンソからのモノだと知らなかったようだ。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、アストンマーチンのランス・ストロールは7位入賞を果たした。そのストロールは、レース中にチームから受けた”ブレーキバランス”に関するアドバイスが、チームメイトのフェルナンド・アロンソからもたらされたモノだとは知らなかったという。
ストロールはアゼルバイジャンGPの予選でDRSのトラブルを抱えたため、9番手に沈んだ。しかし迎えた決勝では、アロンソと共に前を追った。その道中、ストロールが「僕はフェルナンドを攻撃しないよ」と無線で伝えたり、アロンソがストロールにブレーキバランスをアドバイスしたりと、アストンマーチンが一丸となってF1に挑んでいる……そういう様子が見て取れた。
「僕らはふたりとも、長いレースのことを考えていた。そして、彼の方がペースが良かった。そういう意味で、僕は彼にプレッシャーをかけたくなかったんだ」
ストロールはレース後にそう語った。
「レース序盤は、ふたりで協力し合った方が賢明だと感じていたんだ。彼はハードタイヤでも本当に良いペースだったし、僕はバランスに苦労していた。本当に満足できるセッティングじゃなかったんだ」
「ターン16でミスし、ハミルトン(ルイス・ハミルトン/メルセデス)に先行されてしまった。その後は、レースの最後まで難しい状況だった」
「もう少し改善できる部分を検討する必要がある。それでも、チームにとってはポジティブな1日になった。良いポイントを取れたし、まだコンストラクターズランキングで2番手にいるんだからね」
レース中、アロンソが無線を通じてストロールにブレーキバランスについてアドバイスしたが、ストロールはそれがアロンソが発信したことだとは、レース後まで知らなかったらしい。
「今さっき聞いたんだ。彼は好意を返してくれた。素晴らしいことだった」
そうストロールは言う。
「チームからはブレーキバランスを考え、いくつかの設定を変更するように言われた。今は彼がアドバイスしてくれたことだと知ってるよ」
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