レッドブル代表、角田裕毅の成長を評価「まだレッドブルのレベルにはないが、大きく前進している」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2戦連続の入賞を果たしたアルファタウリの角田裕毅について、大きく前進していると語った。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2戦連続の10位入賞を果たした角田裕毅(アルファタウリ)について、まだレッドブルのレベルにはないものの、成熟してきていると語った。
角田は、第3戦オーストラリアGPで10位入賞。波乱の展開も後押しし今季初入賞を果たすと、約1ヵ月のインターバルを挟んで迎えた第4戦アゼルバイジャンGPでも躍動した。
角田は予選で今季初のQ3進出を果たすと、最終的に8番手を獲得。決勝では終始入賞が狙える位置を走り、2戦連続の10位入賞を果たしたのだ。
今季はアストンマーチンが中団チームから抜け出し、上位はレッドブルやフェラーリ、アストンマーチン、メルセデスの8台が占めている。例年以上にポイント獲得はハードルが上がっている。
そんな中で、開幕から2戦で11位、直近の2戦で10位と常に入賞争いを演じている角田は、高く評価されている。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、角田の今季の戦いぶりについて高評価。その進歩を認めている。
角田は”レッドブルレベル”に達しているのかという質問に、ホーナーは次のようにmotorsport.comに答えている。
「まだ彼がそのレベルに達しているとは思わないが、素晴らしい進歩を遂げている。我々は彼がドライバーとしても、成熟してきていると見ている」
「彼には間違いなくスピードがあるし、私は彼が経験を積むことで、さらに完成されていくと確信している」
「彼は今年これまで、強いレースをしてきた」
角田に、もう1年アルファタウリで戦うことを勧めているのかという質問に、ホーナーは次のように答えた。
「チームの選択肢は不足していない。我々のドライバーはどちらも2024年末までの契約があるんだ(マックス・フェルスタッペンとは2028年まで契約済み)。彼にできるベストは、アルファタウリで非常に高いレベルのパフォーマンスを発揮することだ」
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