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やっぱりマクラーレン勢が速かった……僅差のアタック合戦もピアストリがポールポジション獲得。ハジャー大金星の4番手&角田Q3に進めず|F1オランダGP予選

F1オランダGPの予選は、マクラーレン勢が速さを見せ、フロントロウを独占。オスカー・ピアストリがチームメイトのランド・ノリスを僅差で打ち破った。角田裕毅(レッドブル)はQ3に進出することができなかった。

Lando Norris, McLaren, Oscar Piastri, McLaren

Lando Norris, McLaren, Oscar Piastri, McLaren

写真:: Mark Thompson - Getty Images

 ザントフールト・サーキットを舞台に行なわれているF1オランダGP。その予選では、フリー走行までの勢いそのままに、マクラーレン勢が速さを見せた。

 そんな中でポールポジションを獲得したのは、オスカー・ピアストリ。チームメイトのランド・ノリスとの差は0.013秒と実に僅差だった。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、Q3最終アタックを遅らせ一矢報いようとしたが、マクラーレン勢には届かなかった。また、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、珠玉のアタックを決めて4番手となった。

Q1:超がつく大接戦。トップ15台が0.7秒差

 気温20度、路面温度34度というコンディションで始まったオランダGPの予選。予報されていた雨は降らず、路面温度もこの週末では最も高くなった。

 そんな中、トラフィックに悩まされるのを嫌ってか、角田裕毅(レッドブル)が真っ先にコースイン。まずは1分10秒661というタイムを計測した。しかしその後でアタックしたオリバー・ベアマン(ハース)が1分10秒262を記録し、角田を上回った。

 その後、ターン13でランス・ストロール(アストンマーティン)が左側のタイヤを芝生に落としてしまい、激しくスピン。テックプロバリアに激突した。ただストロールは自力でピットに帰還。赤旗中断となることは避けられた。

 しかしストロールのマシンにはダメージがあったようで、コースに復帰することはできなかった。

 その後レッドブルのマックス・フェルスタッペンが1分9秒754で首位に。ただ、やはりマクラーレン勢は速く、ランド・ノリスが1分9秒469。オスカー・ピアストリが0.15秒差で2番手に続いた。

 初日から好調のアストンマーティン勢はここでも速く、フェルナンド・アロンソはフェルスタッペンの後ろ4番手につけた。それだけに、ストロールのクラッシュは勿体なかったと言えよう。

 角田は最初に使ったソフトタイヤを再投入したが、17番手。Q1脱落圏内から抜け出せない、厳しい状況になった。

 残り時間が3分前後となった頃に、各車がコースイン。1回目のアタックで上位につけたマシンは、中古タイヤを履いた。ただほとんどのマシンは新品のソフトタイヤを投入し、Q2進出を目指した。

 そんな中角田は、1分9秒954を記録して12番手。Q2進出を決めた。

 結局トップタイムは、中古タイヤでタイムを延ばしたピアストリで1分9秒338。ノリス2番手、3番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが続いた。

 Q1から実に大接戦。3番手ラッセルから15番手ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)までは、0.361秒差である。ボルトレトは、首位ピアストリから数えても0.699秒の差であった。

 フランコ・コラピント(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、ハースの2台、そしてクラッシュがあったストロールの5台がQ1敗退となった。

Q2:角田Q2敗退。フェルスタッペンとはコンマ5秒差

 Q2は多くのマシンがコースインのタイミングを見極め、ガレージ内で静観の姿勢を取った。しかしフェラーリ勢の2台だけはセッションスタートと同時にコースイン。彼らはQ1で使った中古のソフトタイヤを履き、まずは様子見のアタックという状況だった。

 なおルクレールがアウトラップ走行中、キツネがコースを横切るというシーンもあった。

 フェラーリ勢2台がアタックを終えると、残りの13台もコースイン。まずはフェルスタッペンが1分9秒122を記録して首位に立つと、角田はここからコンマ5秒の差をつけられてしまった。

 容赦ないのはマクラーレン勢。ノリスが1分8秒874で首位に立つと、ピアストリも僅差の2番手となり、1-2体制となった。フェラーリ勢は早々に新品タイヤに履き替え4番手、5番手となった。

 全車が最低1回のアタックを終えた段階で驚きだったのはアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)で、6番手につけた。角田は8番手。好調だったはずのアロンソはミスがあり、11番手に留まった。

 残り時間4分を切った頃から、各車が最終アタックへ。上位勢以外は新品タイヤを履いた。

 角田はセクター2がうまくいかずにタイムを上げられず、思うようなラップタイムを記録できず。最後リアム・ローソン(レーシングブルズ)とアロンソに抜かれ、12番手でQ2敗退となってしまった。

 その他、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、ボルトレト、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、アレクサンダー・アルボン(ザウバー)がここで脱落となった。

Q3:マクラーレン速い。ピアストリが僅差でPP

 ポールポジションを決めるQ3で真っ先にコースインしたのは、今季最強のマクラーレン勢。新品のソフトタイヤを履き、ピアストリがまず首位に立ち、ノリスが僅差で2番手に続いた。

 フェルスタッペンはアタックのタイミングを遅らせたが、首位ピアストリに0.386届かず。大きな差がついた……マクラーレンが異次元の速さといった印象だ。ラッセルが4番手で、ここまでの上位4台が新品タイヤ。他は新品のソフトタイヤがあと1セットしか残っておらず、1回目のアタックをユーズドタイヤで走った。

 残り4分を切ったところで、各車新品タイヤを履いてコースイン。ただフェルスタッペンは、残り1分半というところまでコースインを遅らせた。コースコンディションがもっとも美味しいところを狙ったわけだ。

 マクラーレン勢の2台は1回目のアタック時のタイムを上回ることができず。結末はフェルスタッペンのアタックを待つことになった。

 そのフェルスタッペンはセクター2で全体ベスト。マクラーレン勢を脅かすかに見えたが、結局0.2秒以上届かず。ピアストリがポールポジション、ノリスが2番手……マクラーレン勢のフロントロウ独占が決まった。

 大金星となったのがハジャーである。ハジャーは最後のアタックで4番手タイムをマーク。メルセデスやフェラーリを上回ってみせた。

 この週末好調で、台風の目になると見られていたアストンマーティンのアロンソは、Q3のアタックが振るわずに10番手。期待外れの結果となった。ただ決勝ではどんな走りを見せるのか、注目が集まる。

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