F1 アメリカGP

角田裕毅、レッドブル昇格後の成長には一定の自信……しかしマルコ博士が満足できる結果が出せているかは「分からない」

レッドブルの角田裕毅は、ここ最近の自信の改善には、一定の自信を持っている。しかしそれがヘルムート・マルコを納得させる基準に到達しているかどうかは分からないと語った。

田中 健一 Filip Cleeren

編集: 2025/10/17 3:35

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Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images

 レッドブルの角田裕毅は、ここ数戦明らかに進歩しているものの、レッドブル残留のために、ヘルムート・マルコ博士を満足させるのに十分なモノとなっているかどうか分からないと語った。

 角田は今季、レーシングブルズのドライバーとしてシーズンをスタートさせたものの、大不振に陥ったリアム・ローソンと入れ替わるように第3戦日本GPからレッドブルに加入。しかし厳しい戦いを強いられることが多かった。

 アゼルバイジャンGPでは終始上位を走り、マクラーレンのランド・ノリスを抑え込むなどして6位入賞を果たしたものの、続くシンガポールGPでは1周目に大きく順位を落としたことが響き、またも入賞を逃すことになってしまった。

 角田はここ数戦のパフォーマンスは確実に上がっているものの、来季もレッドブルに残るために十分かどうかは分からないと語った。

「かなりの進歩を見せられたと思います。十分な結果かどうかは分かりません……彼(マルコ博士)がどういう基準で見ているのかは分かりませんが、少なくともある程度の進歩は見せていると思います」

 レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるマルコ博士の期待通り結果を残せたかと思うか? そう尋ねられた角田は、アメリカGPの木曜日にそう語った。

「ロングランでの進歩は大きいです。状況を一変させることができたと思います。これは本当にポジティブなことだと思います。その一方でこの2戦は、アタックラップに少し苦戦しています。このアタックラップをまとめることができれば、良い結果が出せると思っています」

「2レース前までは、レースペースは全くダメでした。おそらく最低クラスだったと思います。でも今は、マックス(フェルスタッペン)との違いを考えると、ラップタイムの違いやラップごとの違いが理解できるようになりました」

「シンガポールでは、ほとんどトラフィックの中で走っていたので、あまり違いは感じられませんでした。でもフリーエアで走れるようになると、かなりの競争力があったと思います。だから今は、アタックラップがどうなるかということの方が、重要になってきています」

「彼(マルコ博士)が言った目標、あるいは彼が想像していた目標に到達できるほど、明確な結果を出すことができているとは言えないかもしれません。でも、少なくとも正しい方向に進んでいると言えると思います」

 角田はレッドブルに加入する前には、ここまで苦労することになるとは思わなかったと認めた。

「このマシンに乗り込む前には……ポイントを獲得するために、これほど激しく戦うことになるとは思ってもいませんでした。でも同時に、レースペースに関してのステップアップは、予想以上でした」

「短期的には、本当に大変でした。多くのレースで、その改善に取り組んでしいました。でもあまり進歩できず、タイヤのデグラデーションや、これまで経験したことのない様々な問題に常に悩まされました。本当に、本当に苦労していました……」

「でもここ数レースは、マシンの面と自分自身の面において変更した部分のおかげで、期待していたレベルに到達できたと思います。この進歩のスピードを考えると、全体的には期待通りか、少しは期待以上だと言えると思います。特にいくつかの部分では」

「でもこのマシンに乗り込む前には、ポイント獲得を激しく争うということになるとは思っていませんでした」

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