F1

ホンダ+アストンマーティンの若手ドライバー育成プログラム、実現の可能性は? オーナーのストロール「将来的には日本人ドライバーを育成したい」

アストンマーティンのローレンス・ストロールが、将来日本人ドライバーを起用する可能性について言及した。

田中 健一

編集: 2026/01/22 2:32

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Honda power unit launch

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写真:: Honda

 アストンマーティンF1のエクゼクティブ・チェアマンであるローレンス・ストロールは、将来的に日本人ドライバーの育成についても検討する可能性があると語った。

 ホンダは昨年まで、レッドブルと共に若手ドライバーの育成プログラムを実施。角田裕毅はここを戦い抜き、F1シートを掴むにまで至った。また岩佐歩夢も、F1レギュラー一歩手前というところまで辿り着いている。

 しかしそのホンダとレッドブルの関係も、パワーユニット供給終了と同時に完結。ホンダは独自に育成プログラムを進めており、今季は加藤大翔がFIA F3に挑むことになっている。

 だが日本と欧州は慣習も、そしてレーススタイルも違う部分がある。そのためF1を目指す上では、欧州に軸足を置く育成プログラムと提携することが、ホンダには必要なのではないかという部分もある。そのパートナー相手として考えられる筆頭は、今季からホンダがPUを供給するアストンマーティンであろう。

 これについてホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は東京オートサロンの際、motorsport.com日本版の取材に応じてこう語っていた。

「まだそういう計画はないです。今後もアストンマーティンと、色々なプログラムのすり合わせをしていくことになると思いますが、現時点ではまだ『今すぐこうしましょう』と合意できているモノはないです」

 ホンダ/HRCとしては、もちろんアストンマーティンとドライバー育成に関する部分でも協業する可能性については排除していない。ただ、現時点では合意に至っているモノはないということだ。

 一方でアストンマーティン側はどういう意見なのか? 20日に東京都内で行なわれたパートナーシップ始動会見の場でストロール氏は、こんなことを語っている。

「アストンマーティンには優れた若手ドライバー育成プログラムがある。これは数年前に始めたもので、そこで若いドライバーたちをサポートしているんだ」

「我々は若いドライバーたちに、いつかF1チームに昇格することを視野に入れ、F4、F3、F2で合格のカードを手にして欲しいと思っている」

「本日ご覧いただいたように、ホンダとのパートナーシップの下、このプログラムをしっかりと確立させていきたいと思っている。これは、何もF1だけのことではない。もちろん、F1が我々が集中する中心ではあるが、様々な可能性があると思っている」

 ストロールはさらにこう続けた。

「今後、日本人ドライバーの育成についても検討していくつもりだ。アストンマーティンにはF1だけでなく、GT3やGT4といったプログラムもある。フォーミュラでもスポーツカーでも、若い日本人ドライバーが挑み、成長できるカテゴリーはたくさんあるんだ」

「だからホンダと一緒に努力することで、我々はそういう才能を見つけ出せると信じている」

「F1にたどり着くのは、とても難しい。シートは22しかないから、そこに分け入っていくのは簡単ではない。しかし我々の若手ドライバー育成プログラム、そしてホンダとの関係性によって、将来的にそういうことが実現できることを期待している」

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