アストンマーティン・ホンダ、テスト最終日は僅か6周。開幕戦に向け茨の道……ホンダ折原エンジニア「一丸となって解決策を模索」
バーレーンでのテストを全て終え、ホンダF1の折原伸太郎エンジニアがコメント。「結果として厳しい一週間になった」と振り返った。
Lance Stroll, Aston Martin Racing
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
アストンマーティン・ホンダは、バーレーンで行なわれたプレシーズンテスト最終日を、僅か6周しか走れないという最悪の状況で終えることになってしまった。このテストを終え、ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎がコメントを発表。「一丸となって解決策を探す」と語った。
バーレーンテスト後半2日目となった2月19日(木)、アストンマーティンは終日フェルナンド・アロンソが走行を担当。午前中こそ比較的順調に走ったが、午後にはトラブルに見舞われ、マシンをコース脇に停めることになった。
このトラブルは、パワーユニット(PU)に起因する問題だったという。この問題を解決すべく、日本のHRC Sakuraでテストベンチを使ってのシミュレーションを行なったものの、パーツ不足が発覚。その結果最終日は周回数をかなり限定することになり、実際ドライブを担当したランス・ストロールは僅か6周しか走れず、タイムを計測することすらできない状況でテストを終えることになってしまった。
3月1日には、PUの仕様を定め、FIAにホモロゲーション用の書類を提出しなければならない。そしてその1週間後にはオーストラリアでの開幕戦である。このふたつの重要な日程の前に本格的に走行できるタイミングは皆無である。
まさに厳しい状況に置かれることになってしまった。
「今週のテストにおける主な目標は、パワーユニットの走行距離を積み重ね、信頼性を確認するとともに、データを収集することでした。データは順調に収集できましたが、目標としていた総走行距離は達成できませんでした」
折原エンジニアは、ホンダF1のプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「木曜日にパワーユニットの問題を把握し、テスト最終日に向けて解決策を見いだすべく、チームとともに力を合わせて取り組みました。昨夜から今日にかけて、HRC Sakura、シルバーストンのAMRTC、そしてバーレーンのサーキットにいるメンバーが連携し、パワーユニット関連パーツの不足を考慮した上で、走行距離を限定した走行プランを組みました。本日はそれに沿ってテストプログラムを進めました」
「結果として厳しい一週間となりましたが、サーキットでサポートしてくれたチーム、そして日本およびイギリスからリモートで支えてくれた全てのメンバーに感謝します」
折原エンジニアは、厳しい状況になっていることは認めつつも、開幕戦までに関係各所が協力し合い、解決を目指したいと語った。
「総じて、現時点でのパフォーマンスと信頼性には満足していませんが、このテストを通じて、Sakura、ミルトンキーンズ、シルバーストンの各拠点全てが一丸となって解決策を模索しています」
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