苦境に陥ったアストンマーティン・ホンダ。ストロールは「もっとパワーが必要」と率直なコメント
アストンマーティンのランス・ストロールは、ホンダ製パワーユニットについて「もっとパワーが必要」とコメントした。
写真:: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
2026年のF1プレシーズンテストで、トラブルなどが重なり走行距離を稼ぐことができていないアストンマーティン。ランス・ストロールは、ホンダ製パワーユニット(PU)のパワーも含め、純粋なパフォーマンスの面でも後れを取っていると改めて語った。
レギュレーションが大きく変わった新時代初年度のF1に、天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイが手がけたマシン、そしてホンダのワークスパワーユニットを新たに引っ提げ臨むアストンマーティン。PUのワークス化に伴いギヤボックスも自社製に変わるなど、何かと新しい挑戦の多い1年となるが、1月のシェイクダウンテストから出遅れている印象は否めない。
スペイン・バルセロナでのシェイクダウンテストは最大3日間走行することができたが、アストンマーティンの新車AMR26は1日強を走ったのみ。バーレーンテスト1回目ではバルセロナでの姿とは全く異なる独創的なマシンデザインが話題を呼んだが、3日間で206周にとどまり、他チームほどの周回数は重ねられていなかった。
そして2回目のバーレーンテストでも、アストンマーティンは初日、2日目とトラブルに見舞われてしまった。チームは公式リリースの中で、両日ともにPU系の問題が発覚したことで早めに走行を切り上げることになったと説明している。
バーレーンテスト2回目の2日目が終了した時点での周回数は122周で、これは全11チームの中で最も少ない。不安要素の残る状態となっているが、ストロールは先週の時点でパフォーマンス面でもライバルと開きがあると指摘しており、「今僕たちはトップチームから4秒か4.5秒くらいは遅れているように見える」とコメントしていた。
そしてストロールは先日の記者会見の中で、「エンジン側ではもっとパワーが必要だ。単純にパワーが足りていない」とコメント。そして「もちろん、マシンの改良も必要だし、色々な要素が組み合わさっている」と付け加えた。
AMR26が抱える諸問題は、短期間で解決できるものなのか? それともマシンのDNA的に改良が難しいのかと尋ねられたストロールは、こう答えた。
「マシンは間違いなく改善できると思う。色々なアイデアがある」
「メルボルン(開幕戦)までに全て解決できるかと言われたら、おそらくそうではないだろう。ただシーズンは24戦あって長い。これからも努力を続けていく」
「毎回、ベストなパフォーマンスを出そうとしている。エンジンに関しても同じだ。年間を通して可能な限り最高の力を引き出せるよう努力して、あとはその行く末を見守るのみだ」
ホンダはテスト最終日のセッションが始まった後に声明を発表。2日目終盤に起きたバッテリーのトラブルはHRC Sakuraで検証中であると共に、パーツが不足しているためにテスト最終日の走行は限定的なモノとなると説明した。その結果、午前中のセッションが残り約30分となった時点でも、ストロールがドライブする予定だったアストンマーティンAMR26は、1周も走ることができていない。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。