フェルスタッペン、フォードのF1復帰を歓迎「彼らに素晴らしい歴史があるということは、誰もが知っている」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2026年からF1に復帰することが決まったフォードについてコメント。復帰を歓迎する旨を語った。
レッドブルと組み、2026年シーズンからF1に復帰を果たすことになったフォードについて、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは「彼らには多くの歴史がある」と歓迎した。
フォードはレッドブルのパワーユニット(PU)製造部門であるレッドブル・パワートレインズを支援する形で、F1に復帰することになった。これにより組織の名称も、レッドブル・フォード・パワートレインズということになる。
すでに2026年のPU製造メーカー登録を”レッドブル・フォード”として済ませていることも明らかになった。参戦開始は新レギュレーションが導入される2026年からということになるが、早々に新体制での開発に着手するという。
レッドブルのドライバーであり、2021年、2022年の2年連続でF1ワールドチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンは、フォードのF1復帰について次のように語った。
「彼らがこのスポーツで多くの歴史を手にしているということは、誰もが知っていることだ。そして彼らはモチベーションに溢れ、F1の将来に向けて取り組んでいる。彼らが参加してくれることにワクワクしている」
フェルスタッペンはそう語った。
「僕らは2026年に向けて準備を進めている。この年は非常に重要な年だし、とても楽しみだよ。彼ら(フォード)は素晴らしい人たちで、モータースポーツのことが大好きなんだ。そのことも、とても重要だと思う」
なおフェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは、1994年にベネトンからF1デビュー。この時のマシンB194に搭載されていたのが、フォード・コスワースのZETEC-Rエンジンだった。それ以降も1995年のシムテック、1997年のティレル、1998年のスチュワードでも、フォード・コスワースエンジン搭載のF1マシンを走らせた。
Jos Verstappen, Benetton B194
Photo by: Motorsport Images
一方、フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、2026年はまだまだ先のことだから分からないとしつつも、フォードが開発するマシンを走らせたいと語った。なおフェルスタッペンは2028年までレッドブルとの契約を結んでいるが、ペレスは現状では2024年までとなっている。
「遠い先のことだから、あんまり考えていない」
ペレスはレッドブルとの契約を語った。
「もちろん、2024年以降もずっとF1に参戦し続けたいと思っている。だから僕は、ただ待ってみるしかないね。でも、フォードがF1に戻ってくるのはとてもエキサイティングなことであり、僕はそれに参加したいと思っている」
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