フェルスタッペン、現状のF1へ苦言を語る「何かが根本的に間違っている。未来のためにもまともなF1にしないと」 オランダのテレビ番組に出演
オランダのテレビ局が主催したイベントに、マックス・フェルスタッペンが出演。現在のF1に対する私見を語った。
Een avond met Verstappen
写真:: Rachel Ecclestone
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、オランダのテレビ局が主催したイベントに出演。自身がF1を引退した後のことも考え、「このスポーツがまともであり続けることを願っている」と語った。
フェルスタッペンは今季から導入された新しいレギュレーションに特に批判的なドライバーのひとり。電気エネルギーの使用量が増えたことで、エネルギーマネジメントが重視される状況に不満を抱いているのだ。
オランダのテレビ局Viaplayが開催した「マックス・フェルスタッペンとの夕べ」に出演したフェルスタッペンは、自分がF1の責任者だったなら何を変えるかと尋ねられると、こう語った。
「そうだね。今のところはエンジンのレギュレーションを変えるだけだと思う」
「V8かV10だけにするよ。それが今の最大の問題点だからね」
フェルスタッペンは、F1を改善するためにF1関係者と話し合いをしてきたことを認めている。F1のステファノ・ドメニカリCEOも、フェルスタッペンと建設的な話し合いを行なったことを明らかにしている。
ただこのフェルスタッペンの求めを実現するのは、簡単ではない。自動車メーカーを惹きつけるためには、動力源がエンジンだけというわけにはいかないからだ。実際今季からのレギュレーションは、アウディとフォードのF1参入を後押しし、ホンダの参戦”継続”を促すことにつながった。
もちろん今季からF1に導入された持続可能燃料が普及すれば、市販車においてもエンジンの重要性は高まる。さらに世間の流れも電動化からエンジンへの回帰という方向性になっている。とはいえ、燃料を効率的に使うためにはハイブリッド化は避けられず、F1とてある程度電動化の側面を残す必要があるのは間違いない。
実に難しい問題であると言える。
ただ少なくとも、今後数年は現行のレギュレーション下でF1が行なわれることになる。フェルスタッペンはF1関係者と話し合ったことが、実際に成果につながるかどうかは、まだ疑問のようだ。
「レギュレーションを少し調整することはできる」
フェルスタッペンはそう語った。
「でも根本的には、もちろん何かが深刻に間違っていると思う。僕は真のF1を愛しているし、たとえ2〜3年後に引退するとしても、未来も大切なんだ」
そしてフェルスタッペンはこう続けた。
「他のドライバーたちのためにも、F1がまともなスポーツであり続けることを願っている」
Reported by Mike Mulder
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