F1 スペインGP
アントネッリが最速で、ルクレールが2番手。ハミルトンのクラッシュで異例の中断! 角田裕毅は15番手も中団グループは大混戦|F1スペインGP FP3
ハミルトンのクラッシュにより異例の長時間の中断となったF1スペインGPのFP3。最速はアントネッリだった。
田中 健一
編集: 2026/09/12 12:12
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Yuki Tsunoda, Racing Bulls
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
F1スペインGPのフリー走行3回目が行なわれ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がトップタイムを記録。角田裕毅(レーシングブルズ)は15番手だった。
新設マドリングを舞台に行なわれているF1スペインGP。その2日目も好天に恵まれ、上空には青空が広がった。気温は25度、路面温度は45度というコンディションで、FP3の開始時刻を迎えた。
セッション序盤はコースインしていくマシンはなかったが、開始から5分が経過した頃にアウディ勢が口火を切り、ミディアムタイヤを履いてコースに登場。アウディ勢だけがミディアムタイヤを2セット残して初日を終えたチームである。
この他のマシンも、このアウディの2台に続いて続々とコースインしていった。
まずはアウディのニコ・ヒュルケンベルグが記録した1分35秒721がトップタイム。他チームはソフトタイヤを履いたが、アウディ勢を上回るマシンはなかなか現れなかった。
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、最初のアタックの際に左リヤタイヤをウォールにヒットさせ、ピットに戻ることになってしまった。
セッション開始から15分ほどが経過すると、トップチームも走行を開始、フェラーリ勢がアウディを上回り、タイムシートの1-2のポジションにつけた。トップに立ったルイス・ハミルトンのタイムは1分34秒284であった。
しかしアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が跳ね馬勢を圧倒。ハミルトンに0.6秒もの差をつけ、1分33秒664で首位に立った。またマクラーレンのランド・ノリスがこれに続いて2番手。ただ路面の改善はこのセッション中もすさまじく、フェラーリのシャルル・ルクレールがさらにトップタイムを1分33秒332に更新してみせた。
セッション開始から20分が経過したところで、最終コーナーでハミルトンがクラッシュ。赤旗中断となった。
ハミルトンは手負いのマシンでピットに戻ろうとしたが、ピットから「安全な場所にマシンを停めるように」との指示が飛び、ハミルトンは諦めてコース脇に車両を停めた。
ただハミルトンがクラッシュした箇所の修復に時間がかかり、なかなかセッションが再開されない。それほど大きなクラッシュではなかったものの、テックプロバリアの位置がずれてしまい、これをなかなか直せなかったのだ。
そのため残り15分30秒というところで、セッションのタイム計測がストップされることになった。通常フリー走行は、赤旗中断となってもタイム計測が中断することがないため、異例の措置である。
結局40分以上の中断を経てセッション再開となった。残り時間は15分30秒。多くのマシンが新品タイヤを履き、コースインした。
ここでも速さを見せたのはルクレール。1分32秒963まで自身のベストタイムを伸ばし、後続を寄せ付けないように見えた。しかしさすがというか、アントネッリがタイムを更新。1分32秒797で首位に躍り出た。
各車最終アタックに向けて走行を続けていったが、最終盤にオリバー・ベアマン(ハース)がクラッシュ。これで赤旗が掲出され、セッションは終了されることになった。
この結果アントネッリ、ルクレールというトップ2。その後方にはマクラーレンの2台が並び、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、メルセデスのジョージ・ラッセルという上位の顔ぶれとなった。
中団勢の最速はアウディ勢で、ヒュルケンベルグ8番手、ガブリエル・ボルトレトが10番手だった。
角田裕毅はなかなかトラフィックを避けて走ることができず、タイムをまとめきれない。最後の最後にアタックしようとしたが、前述のベアマンのクラッシュがあり、アタックに入ることができず。結局15番手でセッションを終えた。
なお7番手リアム・ローソン(レッドブル)から15番手角田までの差は0.6秒ほどと、中団グループは大混戦である。
アストンマーティン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソは17番手、ランス・ストロールが19番手でFP3を終えた。
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