中国人初のF1ドライバーとなる周冠宇「中国のレース史においても大きな一歩。多くの期待が僕にかかっている」

アルファロメオのF1レギュラードライバーとなることが決まった周冠宇は、中国人初のF1ドライバーになったことに関して、同国のモータースポーツ史における大きな一歩だと語った。

中国人初のF1ドライバーとなる周冠宇「中国のレース史においても大きな一歩。多くの期待が僕にかかっている」

 アルファロメオF1チームは、来季バルテリ・ボッタスのチームメイトとして周冠宇(チョウ・グアンユー)をレギュラードライバーとして起用することを発表した。これにより、初の中国人F1ドライバーが誕生することになる。

 周はこれまでアルピーヌの育成ドライバーとしてFIA F2を戦ってきたが、これを機にアルピーヌから離れ、これまで数々の名ドライバーを輩出してきたザウバーを母体とするアルファロメオで、F1キャリアをスタートさせることになった。

 周はアルファロメオのプレスリリースに、次のようにコメントした。

「幼い頃から情熱を抱いているこのスポーツで、できるだけ高みに登りたいと夢見てきたけど、今その夢が現実となった。過去、多くの才能ある若手を迎え入れてきた象徴的なチームで、僕のF1キャリアを始めるなんて、名誉なことだ」

「今、僕の夢は現実となった。世界的に才能を認められているバルテリ・ボッタスのチームメイトになるが、僕はF1での計り知れない挑戦へ向けた準備が、十分にできていると感じている」

「このチャンスを与えてくれたアルファロメオ・レーシング・オーレン・チームに感謝する」

「来年の目標はできるだけたくさん、そしてできるだけ早く学習することだ。初めての中国人F1ドライバーになることは、中国のモータースポーツ史においても大きな一歩だ。多くの期待が僕にかかっていることも分かっているけど、これまでと同様に、それをモチベーションを持ってより多くのことを成し遂げ、より優れた存在になりたいと思う」

 またアルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールも次のようにコメントを寄せた。

「周冠宇をアルファロメオ・レーシング・オーレンに迎えることができて、光栄に思っている」

 バスール代表はそう語った。

「F2での成績が示しているように、彼は非常に才能のあるドライバーであり、F1で彼の才能がさらに伸びていくのを手助けすることを楽しみにしている」

「我々は2022年のラインアップを誇りに思っており、周とバルテリのパートナーシップは、成功するものと確信している。そして、チームを応援してくれることになるだろう新しい中国のファンを歓迎できることも楽しみだ」

「アルファロメオ・レーシング・オーレンは、歴史的なブランドであり、F1の精神を体現しているとも言えるブランドだ。我々の全ての経験を、中国でも素晴らしいモノとするために、全力を尽くしたいと思っている」

 また周のFIA F2時代の所属チームであるユニ-ヴィルトゥオーシも、周のF1昇格を祝福するコメントを発表した。

「これまでの3年間、周冠宇が才能を伸ばし、F1のシートに相応しいドライバーになっていくのを目にすることができ、我々としては嬉しく思っている」

「我々は4回の勝利を含む、合計18回もの表彰台を獲得してきた。それをさらに伸ばすことができるラウンドが、今季まだ2回残っている」

「おめでとう。我々はあなたを信じられないほどに誇りに思っている。F1での幸運を祈っている」

 周のデビューは、中国でのF1の知名度を高めるために非常に重要な意味を持つことになるだろう。多くの人口を抱える中国は、F1が目指すべき新たなマーケットとして、特に重要な地域であると言える。

「今回のニュースは、F1と、そして母国のヒーローを抱えることになる何百万人もの情熱的な中国のF1ファンにとって、素晴らしいものだ」

 F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはそう語る。

「これはF2のピラミッドがしっかりと機能し、モータースポーツの最高峰に相応しい才能を育てるという面で、新たな優れた一例だと言えるだろう」

「周は信じられないほどの才能を手にしているドライバーであり、我々のグリッドに加わる素晴らしい存在となるだろう。そして彼は、2022年に全ての中国のファンを楽しませ、興奮させることになるはずだ」

 
 
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