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F1はオーバーテイク問題から逃げるな! ハース代表「最初から指摘していた」としつつ問題精査を要望

ハースF1のギュンター・シュタイナー代表はF1で最近話題となっているオーバーテイクの減少問題から逃げる事はできず、原因を突き止める必要があると語った。 

Esteban Ocon, Alpine A523, leads Nico Hulkenberg, Haas VF-23

 F1は2022年から新たなレギュレーションがスタートした。接近戦とオーバーテイクを増やし、エキサイティングなレースとすることを目指した新レギュレーションだったが、2023年にはオーバーテイクの減少が話題となってしまっている。

 オーバーテイクの減少という問題は、第4戦アゼルバイジャンGPでDRS区間が昨年より短く設定された後、レースが退屈なものとなったこともあり大きく注目を集めた。

 何人かのドライバーはアゼルバイジャンGPにおけるDRS区間の設定を批判しているが、2022年に導入されたレギュレーション下でのマシン開発の進展によって、前方のマシンに追従しづらくなっているという問題が大きく関わっているとも見られている。

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 ハースF1のシュタイナー代表は前方のマシンに追従しづらくなっている問題について尋ねられると、次のように語った。

「我々はそのことを最初に言い出したと思う」

「ドライバーから2022年のマシンよりも、(追従性が)悪くなっていると不満を言われて、それは主に自分たちのマシンのせいだと話していた」

「だが今では皆が流れに乗って、そういったことを話している。最初に我々が言及した時には、他はそんなことを言っていなかった。実際、より難しくなったと主張するのは1~2チームで、そうしたチームが間違った方向に開発を進めたんじゃないかと言われていた」

「基本的には、昨年のルール変更で良くはなっていないと思う。そしてDRSゾーンの短縮が行なわれた。なぜそうなったのかを調べようとしたんだ」

「正直に言って、その答えはまだ見つかっていない。なぜこうした決定がされたのか分からない。危険だとは思っていなし、これは私の個人的な見解だがね」

「何故危険なのか、誰かが説明してくれるなら聞きたいところだ。しかしその答えを得られたことはない」

Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1 Team

Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1 Team

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 シュタイナー代表はF1がこの問題に取り組み、新レギュレーションでなぜ予想よりもオーバーテイクが少なくなってしまっているのか、理由を突き止める必要があると語った。

「なぜオーバーテイクが少ないのか、考え始めるときが来ていると思う」

「昨年から今年にかけて、フロア規則が変更されたことと関係しているかもしれない」

「今はそれぞれがよりダウンフォースをより備えているため、ついていくのが難しいのかもしれない。それか、複合的な出来事だ」

「来年に向け、また8月にレギュレーションを変更しないよう注意する必要がある。マシン開発には多額の資金がかかるというのに、昨年の変更は非常に迷惑なモノだった」

「それか今ではないにしろ近い将来でも迷惑だ。そういったことは議題に挙げ、そして話し合う事が必要だ。何も起こらなかったかのように、プッシュすることはできない」

 またマシン開発が進むにつれて、前のマシンについていくことが難しくなるのは避けられないことなのかと尋ねると、シュタイナーはそれを認めた。

「F1は常に成長し、ダウンフォースをより多く発見しようとすると、後ろを走っている人達にはダメージを与えるということを我々は歴史から認識していると思う」

「空力の専門家はマシンを速くするために働いているし、ダウンフォースを増やしている。彼らは追従性を心配はしないんだ。遅ければついていけないし、誰もついてこない。オーバーテイクもできないんだとね」

 
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