F1
F1はオーバーテイク問題から逃げるな! ハース代表「最初から指摘していた」としつつ問題精査を要望
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表はF1で最近話題となっているオーバーテイクの減少問題から逃げる事はできず、原因を突き止める必要があると語った。

Adam Cooper
編集: 2023/05/13 7:05
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1は2022年から新たなレギュレーションがスタートした。接近戦とオーバーテイクを増やし、エキサイティングなレースとすることを目指した新レギュレーションだったが、2023年にはオーバーテイクの減少が話題となってしまっている。
オーバーテイクの減少という問題は、第4戦アゼルバイジャンGPでDRS区間が昨年より短く設定された後、レースが退屈なものとなったこともあり大きく注目を集めた。
何人かのドライバーはアゼルバイジャンGPにおけるDRS区間の設定を批判しているが、2022年に導入されたレギュレーション下でのマシン開発の進展によって、前方のマシンに追従しづらくなっているという問題が大きく関わっているとも見られている。
関連ニュース:
ハースF1のシュタイナー代表は前方のマシンに追従しづらくなっている問題について尋ねられると、次のように語った。
「我々はそのことを最初に言い出したと思う」
「ドライバーから2022年のマシンよりも、(追従性が)悪くなっていると不満を言われて、それは主に自分たちのマシンのせいだと話していた」
「だが今では皆が流れに乗って、そういったことを話している。最初に我々が言及した時には、他はそんなことを言っていなかった。実際、より難しくなったと主張するのは1~2チームで、そうしたチームが間違った方向に開発を進めたんじゃないかと言われていた」
「基本的には、昨年のルール変更で良くはなっていないと思う。そしてDRSゾーンの短縮が行なわれた。なぜそうなったのかを調べようとしたんだ」
「正直に言って、その答えはまだ見つかっていない。なぜこうした決定がされたのか分からない。危険だとは思っていなし、これは私の個人的な見解だがね」
「何故危険なのか、誰かが説明してくれるなら聞きたいところだ。しかしその答えを得られたことはない」
Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1 Team
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
シュタイナー代表はF1がこの問題に取り組み、新レギュレーションでなぜ予想よりもオーバーテイクが少なくなってしまっているのか、理由を突き止める必要があると語った。
「なぜオーバーテイクが少ないのか、考え始めるときが来ていると思う」
「昨年から今年にかけて、フロア規則が変更されたことと関係しているかもしれない」
「今はそれぞれがよりダウンフォースをより備えているため、ついていくのが難しいのかもしれない。それか、複合的な出来事だ」
「来年に向け、また8月にレギュレーションを変更しないよう注意する必要がある。マシン開発には多額の資金がかかるというのに、昨年の変更は非常に迷惑なモノだった」
「それか今ではないにしろ近い将来でも迷惑だ。そういったことは議題に挙げ、そして話し合う事が必要だ。何も起こらなかったかのように、プッシュすることはできない」
またマシン開発が進むにつれて、前のマシンについていくことが難しくなるのは避けられないことなのかと尋ねると、シュタイナーはそれを認めた。
「F1は常に成長し、ダウンフォースをより多く発見しようとすると、後ろを走っている人達にはダメージを与えるということを我々は歴史から認識していると思う」
「空力の専門家はマシンを速くするために働いているし、ダウンフォースを増やしている。彼らは追従性を心配はしないんだ。遅ければついていけないし、誰もついてこない。オーバーテイクもできないんだとね」
関連ニュース:
- レッドブルのフェルスタッペンとペレス、現行マシンはオーバーテイクが難しくなりつつあると認める「現行ルールが続けば、もっと難しくなる」
- フェラーリのアップデート投入開始にルクレール期待! 「正しい方向に進むと確信している」
- フェルスタッペンがFP2最速。ロングランは今回も敵なし? 苦戦アルファタウリは角田裕毅が18番手|F1マイアミGP
- レッドブル代表、今後もフェルスタッペンとペレスに「自由にレースをさせる」と明言。ライバルとの差が縮まるまでは……
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 今のFIAはF1ドライバーと対話不足? ラッセルがここ数戦の「よろしくない」裁定受けて不満あらわ
次の記事 真の進化は見えないところに? フェラーリが導入した新フロア。アルファタウリもアップデート導入

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
ハース

更迭が噂されるオコン、しかし自身の能力に自信「問題は僕にあるわけじゃない……チームもそれを分かってる」
F1
F1
スペインGP
2 日前
更迭が噂されるオコン、しかし自身の能力に自信「問題は僕にあるわけじゃない……チームもそれを分かってる」

フェラーリの2回目ADUOアップデートは、あんまり効果なし? ハースF1のベアマン証言「空力アップデートの効果の方が何倍も大きいよ」
F1
F1
イタリアGP
5 日前
フェラーリの2回目ADUOアップデートは、あんまり効果なし? ハースF1のベアマン証言「空力アップデートの効果の方が何倍も大きいよ」

ハースF1、フェラーリの新型PUをベアマンに託す。オコンはお預け「でもエアロのアップデートが楽しみ」
F1
F1
イタリアGP
9 日前
ハースF1、フェラーリの新型PUをベアマンに託す。オコンはお預け「でもエアロのアップデートが楽しみ」
最新ニュース

序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定
F1
F1 F1
スペインGP
2 分前
序盤の“2ポジション返還”がなければ、フェルスタッペンはマドリンク初代勝者になっていた? レッドブル代表は「今日は2位が最高の結果」と否定

タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
17 分前
タイトル争い首位浮上のマルケス、100点超の差縮める超絶追い上げは「ライバルからのプレゼントありき。甘美な味わい」

レーシングブルズ、スタート直後にサインツJr.と接触の角田裕毅は「少なくとも1周0.5秒をロスしていた」と語る
F1
F1 F1
スペインGP
34 分前
レーシングブルズ、スタート直後にサインツJr.と接触の角田裕毅は「少なくとも1周0.5秒をロスしていた」と語る

アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」
F1
F1 F1
スペインGP
1 時間前
アストンマーティン&ホンダ、共に進める”改善”にはまだまだ余地あり「シャシーの開発は、PUの開発よりも早く進歩できることを忘れてはいけない」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録