F1サウジ、終盤黄旗時の違反は認められず。サインツJr.やペレス、マグヌッセンらお咎めなし
F1サウジアラビアGPでは、終盤の黄旗中に何人かのドライバーが十分な減速をしていなかった可能性が指摘されていたが、全員問題ないという見解が示された。
F1第2戦サウジアラビアGPでは、終盤に発生したアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)とランス・ストロール(アストンマーチン)のクラッシュにより、黄旗が掲出された。
この際、レースコントロールはカルロス・サインツJr.(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の3名に対し、十分な減速がされていなかった可能性を通達していた。
もし十分な減速を行なっていなかったと認められた場合には、タイムペナルティが科される可能性があった。
しかしレース後、スチュワードが終盤2周のデータを分析した結果、調査対象となっていた3人のドライバー全員が、要求される減速を十分に行なっていたと確認され、ペナルティなどは避けられた。
FIAの声明には次のように記されている。
「スチュワードは49周目に振られたシングルイエローフラッグと、50周目に振られたダブルイエローフラッグに対して、各ドライバーが減速したかを調査した。そして、データの検討の結果、これ以上の調査や措置は必要ないと判断した」
なおサインツJr.とペレスはそれぞれ3位と4位でフィニッシュ。そのギャップは約3秒となっていたため、ペナルティの出方次第では結果の変動もありえた。またマグヌッセンも後方10秒以内でルイス・ハミルトン(メルセデス)がフィニッシュしていたため、順位変動の可能性も残っていたが、無事9位で2ポイントを持ち帰ることができた。
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