カタールで開幕したFIFAワールドカップ。サウジが大金星挙げたルサイルは”ロサイル”としてモータースポーツファンにもお馴染み

サッカーのFIFAワールドカップが始まり、サウジアラビア代表や日本代表が優勝候補を破る大金星を上げている。サウジ対アルゼンチンの試合が行なわれたルサイルは、モータースポーツファンにはロサイルとして馴染み深い土地だ。

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 サッカーのFIFAワールドカップが開幕し、世界中が熱狂の渦に包まれている。舞台は中東・カタールである。

 23日には日本代表がドイツを撃破、その前日にはサウジアラビアがアルゼンチンを破るなど、ジャイアントキリングが相次いでおり、それがワールドカップの魅力のひとつともなっている。

 そんなアルゼンチン対サウジアラビア戦が行なわれたのは、ルサイル・アイコニック・スタジアムだった。サッカー関連の報道ではこの地は”ルサイル”と表記されているが、我々モータースポーツの情報に日々触れている人にとっては、”ロサイル”と言った方が馴染み深い。そう、MotoGPやF1の”カタールGP”が行なわれる場所だ。

 ルサイル・アイコニック・スタジアムから北に10kmほど車で進むと、カタールGPの舞台であるロサイル・インターナショナル・サーキットがある。ただスタジアムも含め、地域の名称は”Lusail”となっており、ルサイルと表記するのが正しいと思われる。しかしながらサーキットのみその綴りが”Losail(ロサイル)”だった……しかし実は2022年のMotoGPから、サーキットの綴りも”Lusail”と変更されており、今後はルサイル・インターナショナル・サーキットと呼称するのが正しいだろう。

 今年のMotoGPカタールGPの前には、今季のタイトルを争ったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ/フランス)とフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ/イタリア)、そしてジョアン・ミル(スズキ/スペイン)の3人がバイクで乗り付け、ワールドカップのプロモーションに参加したのだ。今思えば、今季バニャイヤがチャンピオンに輝いたことで、2020〜2022年まで3年間のチャンピオンが揃っていたわけだ。この3人と共に、元ブラジル代表のサッカー選手であるカフーもバイクを走らせ、スタジアムに向かった。

 スタジアムでは、3人のライダーはそれぞれの国の代表ユニフォームを身にまとい、記念撮影したり、PK対決をしたりした。クアルタラロはサッカーファンとしても知られており、このイベントの際に「プロのスタジアムでプレイするのは初めてだった。すごく良い体験だったし、ペッコ(バニャイヤの愛称)とジョアンと一緒に楽しめた」と語っている。

 MotoGPライダーも、F1ドライバーも、その多くがサッカーのファンであり、例えばモナコGPの前には、F1ドライバーがサッカーのチャリティマッチに出場するのも通例のようになっている。そしてワールドカップは通常ならば6月から7月にかけて開催されるため、シーズン中にもかかわらず、サーキットでもサッカーの話題で持ちきりとなる。

 しかし今年のカタール大会は気候を考慮して11月から12月にかけての開催となっており、F1もMotoGPもシーズンは終了。グランプリの現場での盛り上がりは感じられない。

 なおF1参戦中の角田裕毅(アルファタウリ)は、ドイツ戦でも先発出場したMFの久保建英と高校の同窓生だったという。

 今年はワールドカップが行なわれるため、F1のカタールGPは開催されなかった。しかし2023年はMotoGPもF1もカタールで行なわれることになっている。

 ちなみにルサイル・アイコニック・スタジアムは、今回のワールドカップの決勝が行なわれる予定になっている。さて、その決勝に駒を進めるのは、どの国の代表チームとなるのだろうか?

 
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