角田裕毅、テスト3日目に僅差の2番手タイム。「最高の気分。開幕戦にワクワクしている」
F1プレシーズンテスト3日目に総合2番手タイムを記録した角田裕毅。彼は走行を振り返ると「最高の気分」と語り、2週間後に迫る開幕戦へ向け準備を続けていくと語った。

今季F1へアルファタウリからデビューを果たす角田裕毅。彼は3月12〜14日にかけて行なわれたプレシーズンテストで大きな存在感を示した。
テスト3日目、角田は午後のセッションに登場し91周と多くの周回をこなした。そしてセッション終盤にはソフトタイヤを使用したアタックラップも実施。最終的にトップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から0.093秒差の2番手タイムでテストを締めくくった。
角田は「F1マシンで全開アタックをして2番手に入るというのは、最高の気分です」とプレスリリースにコメント。
3日間のテストで多くのことを学べたと語っており、2週間後に迫る開幕戦バーレーンGPに向け更に準備を進めていくと意気込みを見せた。
「もちろん、まだテストに過ぎないので先走ってはいけませんが、この位置で3日間を締めくくれるというのは素晴らしいことです」
「この数日で非常に多くを学びましたし、チームも多くの有用なデータを収集できましたので、開幕に向けてしっかりと分析していきます。このテストでかなりの周回を走り込んでコースをよく理解できているので、ここで開幕戦を迎えられることはとてもいいことだと思います」
「いくつか小さな問題はありましたが、僕らはすべてを明らかにするためにテストをしているわけで、こうしたことも想定内です。レース本番では、現状でベストのパッケージを用意できるはずです。ここから2週間ハードワークを継続していきます。今から開幕戦にワクワクしています!」
Read Also:
最新ニュース
来季のドライバーはどうしよう? ウイリアムズ代表、育成サージェントのF2タイトル争いに嬉しい悲鳴
ウイリアムズのヨースト・カピト代表は、FIA F2で育成ドライバーのローガン・サージェントが活躍していることから、来季のドライバーラインアップ決定に頭を悩ませていると明かした。
ポーパシング対策のレギュレーション変更、さらに”奇抜”なソリューションの呼び水に? レッドブルが警鐘
F1はポーパシング対策としてレギュレーションの改定が検討されているが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はFIAがレギュレーション変更をしっかりと整理しなければ、チームはさらに”奇抜”なデザインを追求する可能性があると警鐘を鳴らしている。
2022年F1前半戦総括|予選ではルクレールが7PPと圧倒も、戦略ミスとトラブル相次ぐ。フェルスタッペン大リード
2022年シーズンのF1も、束の間の夏休みに入った。ここまで予選ではシャルル・ルクレールが圧倒的な速さをみせてきたが、決勝では取りこぼしが目立ち、マックス・フェルスタッペンが勝利を重ねるという形に終わった。
ハミルトン、ベッテルが若いドライバーの模範となることを願う「自分たちの立場をより”大きなこと”に活かして欲しい」
ルイス・ハミルトンは、今季限りでF1を引退することを決めたセバスチャン・ベッテルのF1以外の問題に対して取り組んできた姿勢が、他のドライバーたちが自分達の立場を「はるかに大きな何か」のために活かす模範となることを期待している。